【明慧日本2016年10月28日】吉林省梨樹県の万発鎮センター中学校の元副校長・陳明顕さん(73)は9月7日、同県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官、大隊長らに河南省鄭州市の息子の家から連行された。現在、陳さんは梨樹県留置場に拘禁されている。
陳さんは法輪功を学び続けているという理由で、拘留や強制洗脳、労働教養処分1年6カ月、実刑判決4年などの迫害を受けた。留置場や労働教養所、刑務所に拘禁されていたとき、残酷な拷問を受けた陳さんは昨年8月5日、最高検察庁に法輪功迫害を引き起こした江沢民に対する告訴状を郵送し、江沢民の刑事責任を追及するようにと要求した。
しかし、陳さんは告訴状を出したことで四平市と梨樹県の公安局や政治委員会、610弁公室の警官を怒らせた。警官らは、陳さんに報復するため、陳さんの友人、親戚を尾行したり、電話を盗聴したりして、陳さんの行方を調べた。警官は陳さんと息子の通話を盗聴した後、陳さんの息子を連行した。そして、息子から陳さんの居場所を聞き出した警官は、鄭州市にいる陳さんを連行した。
警官らはすぐに鄭州市に行き、陳さんを連行しようとしたが、陳さんは従わなかったため、連行できなかった。
しかし、警官は諦めなかった。9月7日、警官5人がパトカー2台で、鄭州市に向かった。警官らは突然、陳さんの息子の家に不当侵入し、陳さんを梨樹県に連れ戻した。その後、警官は陳さんの娘に「父親を迎えに来い」と連絡した。
娘はすぐ国保大隊に駆けつけ、大隊長に「ここにサインした後、父親を連れて帰れ」と言われた。娘は父親と一緒に帰ろうと思ってサインしたが、大隊長は突然豹変し、陳さんを県留置場に移送するように命令したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)
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