東京 生体臓器狩り停止と迫害の終焉を訴える(三) 出版発表会
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 【明慧日本2016年12月9日】(前の文へ) (次の文へ)

 12月2日午前、博大書店は『かつてなき邪悪な迫害』の日本語版出版発表会を開催し、同書の著者でもあるデービッド・キルガー氏、デービッド・マタス氏、朱婉琪氏、黄士維氏を招いた。本書は19人の学者、政治家、弁護士、医師、人権活動家らによる論文集で、専門家が様々な角度からこの迫害について分析したものである。 

 著者でもあり編集も担当した朱氏は「この本は2015年8月に出版してから2016年12月までに、すでに5カ国の言語に翻訳されています。中国語、英語、韓国語、フランス語、そして日本語になっています」と説明し、「この本は臓器狩りが21世紀における人類最大の犯罪であるということを皆さんに知っていただき、21世紀における未曾有の犯罪をやめさせることを目的としています」と続けた。 

 

 キルガー氏とマタス氏は法輪功学習者ではないが、ボランティアでこの調査を始めて10年になる。中国政府が人道に反する罪をやめるまで続けていくと語った。 

  「中国で行われている最悪の問題をやめさせましょう、そのために私たちは頑張っています」と語った。 

  

 黄氏は「医者は本来人の命を助ける立場ですが、今の中国では医者が人の命を奪う立場に変わってしまった」と指摘し、「第二次世界大戦のとき、ナチスによるユダヤ人虐殺が盛んに行われたが、終戦後、最初に裁判を受け、そして最も重い罪にとわれたのは医者です」と続けた。 

  さらに黄氏は「ナチスによる弾圧が終わった後に、国際社会の人々は反省しましたが、なぜそのようなことが起きたのでしょうか? やはり無知と無関心が最大の根源だったのです」と語った。 

  

 この本の著者たちは報酬を受け取っておらず、売上げはこの犯罪行為をやめさせるための活動に使われている。 

 (続く) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/12/89-338842.html)
 
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