長春市の学習者 不当裁判を受け家族は法廷から追放される
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 【明慧日本2017年1月7日】既に8カ月も不当に拘禁されている吉林省長春市の法輪功学習者・王永青さんは、昨年11月10日午前、高新区裁判所で裁判を強いられた。王さんの家族が、このような裁判は法律違反だと指摘したところ、家族は法廷から追い出された。

 11月9日、長春市高新区裁判所の裁判官は、電話で王さんの家族に「地元以外の弁護士が弁護をしてはならないから、明日の朝、裁判を行う」と伝えた。王さんの家族は、すぐ弁護士の馬衛さんにこのことを伝えたが、馬さんは山東省で他の案件を担当しており、来ることができなかった。王さんの家族は開廷日の変更、もしくは弁護士不在のため、家族が代わりに弁護すると伝えたが、この二つの要求は裁判所側に拒否された。

 11月10日朝7時20分頃、長春市高新区裁判所の入り口では、十数名の警官と610弁公室の関係者らが、物々しい警戒態勢を敷いていた。法廷の中にも20~30人の警官が配置されていた。

 裁判所側は法廷で傍聴する家族を2人までと限定した。弁護人不在にも関わらず、裁判官は王さんに対する審判を始めた。2人の家族は「私たちが依頼した弁護士が不在のため、裁判は無効です。あなたたちは法律に違反しています」と訴えたが、すぐに法廷から追い出された。

 情報筋によると、吉林省安全局、公安局、検察庁、裁判所などは合同で「地元以外の弁護士は、法輪功学習者の弁護を禁止する」旨の通達を発表したという。今回、吉林省公安局、検察庁及び裁判所は、この通達を根拠に弁護士の弁護を阻んだと考えられるが、中国の法律上、弁護士が地域に限定されることはない。

 王さんは3月9日に長春市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、長春市高新区公安局、珪谷大街派出所の警官に不当に連行された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/12/337544.html )
 
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