元金融財務管理士の学習者 河北省女子刑務所に拘禁
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 【明慧日本2017年3月3日】河北省柏卿県の法輪功学習者・趙英芬さんは先月16日、河北省女子刑務所に移送された。趙さんは昨年1月1日、警官に自宅に侵入されて不当に連行され、懲役4年の判決を下された。

'赵英芬'
趙英芬さん

 趙英芬さん(46歳女性)は、元中国銀行邢台支店の財務管理士であった。趙さんは1997年に法輪功の修煉を始めた。1999年に迫害が始まった後、修煉を一度放棄したが、2014年に再び修煉に戻った。

 昨年1月1日、河北省柏卿県の警察署は消防署や機動隊を出動して、ドアと窓を壊して趙さんの自宅に押し入り、強引に連行し、邢台刑務所に入れた。

 刑務所で、趙さんは毎晩床に寝ることを強いられた。刑務所で煉功をしたため、2回にわたって計55日間足かせを嵌(は)められていた。趙さんはまた、警官から指示を受けた囚人に針で刺されたり、指の爪で顔を引っかかれて傷つけられ、髪の毛を力いっぱい引っ張られたりするなどの暴力を振るわれた。

 同年7月25日、柏卿県裁判所は趙さんに対して裁判を行った。弁護士は「刑法300条は法輪功学習者に適用しない。趙さんの行為は犯罪ではありません」と弁護した。趙さんも「法輪大法は佛法であり、真・善・忍を修煉しています。学習者に迫害を加える行為は、応報に遭うに違いない」と訴えた。

 結局、趙さんは懲役4年の判決を言い渡され、邢台市第一留置場に入れられ、その後、河北省女子刑務所に移送された。

 河北省女子刑務所は石家荘鹿泉市銅イェ鎮にあり、2005年に建てられ、外観は穏やかで綺麗に見えるが、内では血まみれの様相を呈しており、罪悪が隠れ潜み、満ち溢れているところである。「真・善・忍」を修煉している多くの学習者は、このような場所に拘禁され、拷問を受け、迫害された。これまで拘禁された学習者は324人にもおよび、未だに迫害を受け続けている学習者は、少なくとも12人以上いることが分かった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/25/343517.html)
 
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