【明慧日本2017年2月16日】黒竜江省ジャムス市の法輪功学習者・文英さん(54歳女性)は、昨年6月28日、遼寧省大連市に在住している子供の家にいたところ、現地の警官らに不当に連行され、大連留置場に拘禁され、すでに半年以上が経っている。
このころ、文さんに迫害を加えようとする「案件」の書類はすでに、大連開発区裁判所に転送された。裁判所で書類を閲覧した弁護士の話によると、開廷は旧暦1月15日以降だという。
昨年6月28日午前、大連市警察署の「大規模逮捕」という統一した命令の下で、開発区大孤山派出所の十数人の警官らは、私服で文さんの子供の住宅の外で待ち伏せ、家族が外出する時にドアを開けた瞬間、住宅の中に押し入り、文さんと子供を連行した。十数冊の法輪功の関連書籍、ノートパソコン、携帯電話、Uメモリ、真相が書かれた紙幣などの個人財産を押収した。文さん親子は派出所に拘束され、尋問された。当日深夜、子供は解放されたが、文さんは大連市留置場に移送され、迫害されている。
20日後、文さんは開発区検察庁に不当に逮捕された。「案件」の書類は開発区裁判所に転送された。
良い人間を目指し、道徳を重視していた良妻賢母な文さんが、拘禁され、迫害されている。文さんが連行された後、夫は仕事を休み、妻を救出しようと外地から大連に駆けつけ、すべての精力を使い果たし、僅か数日の間に酷く痩せた。
文さんの隣人の話によると、文さんは妻としても、母としても、嫁としても非常に素晴らしい人だという。夫の母が転んで骨折して行動が不自由になったが、文さんは文句も言わず、毎日家事を全部引き受け、姑の排泄の世話をいつもしていたという。その様子を見ていた年老いた隣人は「娘はいないけれど、この嫁(文さん)は娘より素晴らしいよ」といつも噂している。
夫の90歳の高齢の父親も常に涙を流しており「何で彼女は逮捕されたのか? ただ、法輪功を修煉しているだけで、なぜこんな目に合うのか? これほど良い嫁はどこにもいない!」と言い、なかなか信じられない様子であった。
文さんは法輪功を修煉して、より良い人を目指していただけで、かつて何度も嫌がらせされ、恐喝され、連行され、拘禁されたことがあり、2回も労働教養を強いられたことがある。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)