天津市の李少臣さん 現在、2カ月間拘禁中
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 【明慧日本2017年2月14日】天津市の法輪功学習者・李少臣さん夫妻を含む28人が、昨年12月7、8日に不当に連行された。先日、李さんは逮捕されて、紅橋(こうきょう)区留置場に収容された。

 李さん(73)は、1996年に法輪功を学び始め、心身ともに大きな改善を得られた。

 天津国家安全局の人員や警察官が、電話を盗聴し尾行するなどの手段で、学習者や家族を監視している。昨年12月7、8日の両日、ほぼ同一の時間帯に、28人の学習者が連行された。李さん夫婦は7日の午前に連行されたが、妻・張桂珍さんは当日、解放された。

 10年来、李さんは労働教養を強いられ、実刑判決を受ける迫害を受けた。

 2008年のはじめ、中国共産党はオリンピックを口実に、学習者や多くの政府に対し異議を唱える者を逮捕した。そして情報を封鎖し、インターネットの使用や、衛星放送の受信を厳しく取り締まった。

 今年1月17日、天津警察官たちは同時に連行する統一行動をとり、9人の学習者をはじめ、修煉していない李さんの娘や息子、そして、妹の夫まで連行した。同時に家宅捜索を行ない、私物のテレビや衛星受信アンテナまで持ち去ろうとしたが、家族の叱責により諦めた。

 この後、李さん夫妻は実刑判決を宣告され、収容施設で迫害を受けているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/10/342914.html)
 
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