河北省承徳の4人の法輪功学習者 不当に判決を下される
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 【明慧日本2017年2月26日】河北省承徳県公安局、検察庁、裁判所は今月15日、弁護士の弁護や法輪功真相を伝えたことを無視し、法輪功学習者に不当な判決を下した。

 于大力さんには、懲役6年、罰金2万元、辺群連さんには、懲役6年、罰金2、于海龍さんには、不当に懲役4年、罰金1万元、姜玉環さんには、懲役3年、罰金1万元のそれぞれ4人に不当な判決を下した。

 于海龍さん、辺群連さん、姜玉環さん、于大力さんは昨年7月8日夜、外で真相を伝えていた際に連行された。于海龍さん、辺群連さん、于大力さんは承徳県留置場に拘禁され、姜玉環さんは市留置場に拘禁されている。当日夜、于海龍さんは家宅捜査を受け、法輪功の関連書籍150冊、ノートパソコン1台、プリンター、および法輪功の真相資料などを押収された。

中共酷刑示意图:浇冰水
真冬に冷たい水を頭から掛ける刑罰

 于大力さんが県留置場に入所した時に、2人の警官の指示により、真冬に服を脱がせ下着のままで、囚人らにバケツの中の冷たい水を于さんの頭から掛けさせ、何度も繰り返した。于さんが少しでも動くと、蹴られたり、便所のかべやドアに力まかせにぶつけ、便所が壊れた。壊れた便所の板が于さんの大腿部を切り裂き、大怪我をした。于さんは病院へ運ばれ、12針も縫う大怪我を負わされた。

 辺群連さんは2005年10月19日にも、不当に懲役8年の判決を下されたことがある。今回は、外で法輪功の真相資料を配布していただけで連行され、留置場で靴の裏で顔を殴られ、他にもありとあらゆる残忍な拷問を受けた。

酷刑演示:鞋底打脸
靴の裏で顔を殴る刑罰

 承徳県裁判所は昨年12月20日、4人の学習者に対して開廷した。法廷で、王富裁判長は何度も弁護士の発言を中断させた。弁護士はやむを得ず、退廷するという形で抗議し開廷は中止された。先月5日、二度目の開廷が行われた。裁判長は依然として王富だった。開廷の規模は前回より拡大された。公訴人は元の2人から4人に増え、法廷外に多くの制服警官や私服警官が増員され、政法委員会の共産党幹部までも出席した。しかし、傍聴席にはたった1人の学習者と親族3人だけに限定され、しかも、身分証明書の提示を要求された。開廷は午前9時から午後7時半まで継続して行われたが、弁護士の雄弁な弁護に対して、公訴人は答えられず、黙ったままであった。

 現在、学習者の家族たちは、これらの不当な判決を不服として市裁判所に上訴した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/20/343324.html)
 
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