遼寧省営口市・法輪功学習者4人 不正な開廷をされる
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年3月23日】遼寧省営口市站前区裁判所は2月14日午前、法輪功学習者・李秀芬さん(63歳女性)、同日の午後、法輪功学習者・範学斌さん(45歳男性)に対して不正な裁判を行った。さらに、翌日の午前、法輪功学習者・白玉月さん(65歳女性)、劉玉琢さん(54歳女性)に対しても不当な開廷をした。

 昨年6月28日朝、李さん、範さん、白さん、劉さんの4人と同市の他の学習者4人が一斉に連行された。情報筋によると、遼寧省の610弁公室は公安局や派出所の警官に指示を出し、学習者を尾行し、GPSで追跡し、待ち伏せなどの手段を使って監視して、6月28日、遼寧省の学習者100人ほどを連行したという。

 今年2月24日午前9時、李さんの友人と親戚が裁判所に入廷し傍聴しようとしたが、身分証明証を見せるようにと要求され、厳しく検査された。

 法廷で、弁護士は法律に基づき、「当事者が法輪功を学んでいること事態は罪になりません。公訴人の提出した当事者に対する公訴の内容では、犯罪の証拠には全くなりません。当事者は無罪であり釈放してください」と李さんの無罪を主張した。10時になると、裁判官は休廷を宣言した。

 範さんは李さんの弁護士と同じ弁護士だった。午後、範さんに対する裁判で、弁護士は同じく範さんが無罪であると弁護をした。

 範さんは法輪功を学んでいるとの理由で、かつて、懲役8年の実刑判決を言い渡された。盤錦刑務所に収容された範さんは拷問を受け、心身ともに苦しめられた。

 2月25日、白さんと劉さんは開廷されたが、2人は弁護士を雇わなかった。

 法廷で、劉さんは公訴人の質問に、「法輪功は人に善を教えています。私は法輪功を学んで恩恵を受けました。法輪功は私の心から抹消することなどできません」と答えた。

 劉さんの夫は手を上げて、申し出たいことがあると告げたが、裁判長はこれを許さなかった。そして、警官2人が劉さんの夫を法廷から外へ引っ張り出したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/25/343522.html)
 
関連文章