法を真に認識し理解すれば、病魔を取り除ける
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年3月23日】当地の一部の年配の同修たちは長年の間、病業に苦しんでいます。その根本的な原因が何か分からないため、絶え間ない苦の中で意気消沈し、肉体までも破壊されてしまいました。

 師父は旧勢力が病業の形で大法弟子を迫害することについて、法の中で詳しく説かれています。旧勢力は必ずこれらを口実にして、さらに迫害の手を伸ばし、押し付け、加重してきます。そのため、私たちは法を正しく悟らなければなりません。

 本文では自分の修煉と同修を比較対象して交流します。個人の悟りですので適切でないところがあれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。  

 なぜひどい病業の仮相が現れるか

 法の中で、大法弟子には病気がないことがわかっています。修煉の初期段階で師父はすでに私たちの病業を取り除き、私たちの名前を地獄の名簿から除いてくださいました。正法修煉の中で、真相を伝え、衆生を救うことができるように、師父は大きな難や関を按排されていません。現れたひどい病業はすべて旧勢力が大法弟子の修煉の中で見た大きな漏れであり、小さいように見えても、長い間修正できないでいる漏れを利用して、いわゆる「試練」として与えたものです。もちろん、師父のおっしゃったような「定められた天寿を越えた、延長された生命は、すべて煉功するために与えられたものであり、間違った考えが浮かんだだけで命の危険を招くことがあります。というのは、あなたの生命の過程はとっくに終わっているからです」[1]とも、師父は説かれています。

 病業の仮相をいかに乗り越えるか

 病業の仮相が現れるには定められた過程があります。ある病業の勢いは猛烈に見えますが、実は非常に長い時間をかけて準備されてきました。もし、私たちが病業の仮相の準備期間中にその手がかりを発見できれば、簡単に一掃することができます。病業がひどくなれば、除去することは難しくなります。しかし、我々が法理を悟り、いつも正念が足りていれば、一掃できない病魔はないと固く信じます!

 私たちが最初に法を得た時の喜びの気持ちは決して忘れません! 迷いの中で生命が呼び覚まされたあの喜びは、人間の言葉で言い尽くすことはできません。しかし、長い間修煉して月日が経ち、『轉法輪』も数百回、数千回と学んでくると、一部の同修はあの感動を忘れて麻痺したかのようになり、最初のように飛躍的に前進する感覚も、意欲も失いました。それは一体なぜでしょうか。

 病業の仮相の根本原因は多くの執着心を捨てないことにある

 師父は何度も「同じ法が異なる次元において異なる変化や現われ方をもち、異なった次元において、修煉者に対して異なった指導作用をなすことができる」[1]と私たちに教えてくださいました。すなわち、私たちが学法をたえず行うことによって、法に照らして自分の心性を高めれば、『轉法輪』は私たちが次元を高めると共に、その次元その次元の新しい法が絶えず現れてきて、個々の修煉を指導します。

 一部の同修は長い間 「内に向けて探し、心性を修煉する」ことを軽視し怠ってきたために、多くの執着を十数年の間、そのまま捨て去ることなく持ち続けてきました。そのために、自分に与えられた修煉のその都度その都度の次元を突破できず、新しい法も現れてきませんでした。これを見ると、旧勢力はこれを口実にして迫害してきます。実は、旧勢力が迫害するかどうかは、長い期間修煉してきても、多くの執着心をそのまま捨てずに持ち続けていることに関係してきます。では、あなたは捨てられないこの多くの執着を持って、天に昇ることができますか! とても不可能なことで、この執着心を捨てない限り、天に昇ることはできないのです! 

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/19/344461.html)
 
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