文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年11月4日】人生のうち、一番活力があり、輝いていると言われている青春時代は、私にとってとても苦しい時期でした。16歳のとき、突然腰が痛み始め、若いのに難病の腰椎椎間板ヘルニアを患ってしまいました。
寝たきり状態になりかけた
結婚したばかりのころ(90年代)、夫は炭鉱を経営していましたが、経営が苦しくなって、給料を出せなくなりました。私も仕事がなく、徐々に生活を維持することができなくなり、私たち夫婦は幼い娘を連れて帰省し、農業をしようとしました。しかし、夫は頭痛の持病があり、農作業ができませんでした。仕方なく、私たちは借金をして車を買い、タクシードライバーになった夫は最初、ちゃんと仕事ができましたが、頭痛がひどくなって、やがて運転ができなくなりました。しかしそのとき、ある心の優しい人が貧しい我が家のことを知り、夫に病院での掃除の仕事を紹介してくれました。夫の給料は毎月270元でした。生活のため、私も素麺工場でアルバイトを始め、素麺を1袋包むと0・09元をもらえました。お金を稼ぐため、私は病気の体で必死に仕事をし、毎日20数元をもらえるようになりました。
ある日、仕事中に腰が突然、激しく痛み出したので、腰を90度曲げて痛みを和らげましたが、仕事ができなくなりました。その後1週間ベッドから起き上がれなかったのです。夫は辛そうな私をみて、手術をするように勧め、手術を受けました。手術の過程はとても苦しくて怖かったのです。医者は私に「これから、絶対に転倒しないようにしてください」と言いました。
静養している間、腰の痛みは以前よりひどくなり、本当に「死んだほうがましだ」と感じました。毎日、腰の痛みで横になったまま動くことができず、寝たきりに近い状態でした。自力でトイレに行くこともできず、学校帰りの娘を待つしかなかったのです。娘に腕を支えられ、一歩一歩トイレに向かって歩きました。そのとき、娘はまだ8歳でした。
その当時は、1日が1年のように長くてつらく、生きる希望を失いました。ある人にキリスト教を勧められて、入りましたが、何の意味もありませんでした。その後、病気のままで、生活のために家族は炭鉱に戻ることになりました。
飛ぶような早足に
2005年、一番上の姉は私に「法輪大法しかあなたを救えないよ」と法輪大法を学ぶことを勧めました。姉は幼いころから、気管支炎を患い、薬を飲んでも注射をしても治りませんでした。そのため、結婚相手がなく、十数歳年上の男性と結婚しました。しかし、姉は法輪大法を学んでから、病気が奇跡的に消えました。実は、私は1997年にも法輪大法に出会いましたが、あまり学びませんでした。1999年、中国共産党が法輪大法への弾圧を始めたときから、私はやめてしまいました。今回再び、姉の勧めで、法輪大法を学ぶことを決心しました。
功法の練習を始めたとき、私の腰はキリで刺されるように耐えられないほど痛み、顔は汗まみれになりました。しかし、私は師父が私の身体を浄化してくださっていると確信し、耐え続けました。師父は『轉法輪』で苦しければ苦しいほど、物事が極まれば必ず逆の方向へ転化するので、身体全体が浄化されようとしており、浄化されなければならないことを苦しさそのものが物語っています。病根はすでに取り除かれており、残りはほんの少しの黒い気で、それを外に発散させるので、あなたにほんの少しだけ難を与え、ちょっとした苦しみを嘗めさせることになります。 あなたが全然苦しみを嘗めないわけにはいかないのです」とおっしゃいました。
娘も「煉功すればきっとよくなるよ」と言ってくれました。私は耐えながら、功法の一つ一つの動作を煉って、師父にご加持をお願いしました。本当に不思議なのは、師父にご加持を願うとき、痛みが和らぐようになりました。
煉功し続けているうちに、痛みも徐々に軽くなりました。ある日、義理の妹は家に来て、「姉さんはいつも、法輪功がとても素晴らしいと言ったよね。それなら、部屋から、庭のドアまで歩いてみてよ。そして、腰をまっすぐ伸ばして見せてくれる?」と言われ、「いいよ」と私は自信満々で答えました。それから、私は庭のドアまで歩き、腰をまっすぐ伸ばすと、なんと、腰の痛みは全然なかったのです。妹は法輪大法の素晴らしさを目の当たりにして、それから、法輪大法の支持者になりました。
寝たきりになりかけていた私は現在、飛ぶような早足になりました。
生まれてきてよかった
師父は私に健康な体を与えてくださっただけでなく、良い人になる方法も教えてくださいました。以前、私はとても怒りっぽい性格で、夫と喧嘩すると、ものを投げたりしました。法輪大法を学んで私は夫に対して優しく接することができるようになりました。夫が怒るときは、私が譲るようになりました。以前の私は夫の家族と誰とも気が合わなず、金銭に執着していて、自分の利益だけを考えていました。法輪大法を学んで、他人を優先することが良いことだとわかって、夫の家族が困っているとき、助けたり、贈り物や金銭を贈ったりして、みんなと仲良くなりました。
夫は幼いころ、母親が亡くなりました。夫の姉が世話をして、一生懸命育ててくれました。近年、炭鉱が不景気で、夫は休みが多くなり、給料が少なくなりました。しかしそれでも、私はお正月に500元を義姉に届けて、感謝の意を示しました。義姉は家の状況がわかっているため、とうしても受けとろうとしませんでした。私は「少なくとも200元もらってください」と言いました。義姉はお金を受け取らずに、「あなたが来てくれたことだけで十分です」と話してくれました。
義姉は法輪大法をとても信じています。ある日、義姉の近隣の人が亡くなり、夜10時に、義姉は用事で出かけなければなりませんでした。以前、姉は死んだ人がとても怖くて、夜は出かけられなかったのですが、その日は法輪大法の守り札をポケットに入れて、出かけました。帰ってきて、義姉は「全然、怖くなかった。やはり法輪功を信じないといけないね」と話しました。
私は今、本当に毎日幸せで、家族と親戚のみんなが私の修煉を支持してくれています。 私が法輪功を学んで、自ら体験したことを書き出した理由は「法輪大法は佛法であり、とても素晴らしいです。信じれば奇跡が起こります。中国共産党の法輪功に対するでたらめの宣伝を信じないでください。真剣に法輪功の真相を理解すれば、きっと、今生に生まれてよかったと思うでしょう」と、人々に言いたいからです。