新唐人に対する執着を放下し、同修と法に責任を持つ
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年12月9日】以前からこの文章を書きたかったのですが、ずっとペンを取りませんでした。今回新唐人テレビの画像音声に問題が出たことで、これ以上引き伸ばしてはいけないと思いました。新唐人テレビの問題を法の上で同修と共に交流したいと思います。法に則っていないところがあれば、同修からの慈悲の指摘をお願いします。

 私の地区で新唐人テレビは同修の間でとても普及していました。衛星受信アンテナを取り付け、またインターネットのテレビを利用して見ていました。しかし常人の間での普及は限られていました。

 私が思うに、新唐人テレビは大法弟子が真相を伝える一つの方法です。衆生を救う項目もあり、本来広い範囲で常人社会に向けて行わなければいけません。しかし私は新唐人テレビを観ることに執着していました。テレビの中で報道している中国の各種の形成の変化に、心を動かしていました。またある番組の中の幾つかの見解を人を救う事と自分の修煉の指導としてしまい、法から離れてしまいました。この類いの問題はとても多かったのです。私が知っているのは、地元にも私と同じような問題のある同修が少なくありません。一つの地区にこのような問題が出現し、さらに全国の多くの地区にこの問題が出たならば、中国の大法弟子全体の問題になり、小さな問題ではなくなります。引き起こした私たち同修は目覚めなければいけません!

 新唐人テレビに対して師父は法の中ですでに弟子に説かれました。

 弟子:多くの大陸弟子は毎日新唐人の番組を見ています。会うと番組の内容について交流して、形勢と動きを理解するためだと言っています。大法弟子は条件があれば、明慧ネットを多く見るべきであり、新唐人は主に常人向けだと私は思います。正しいでしょうか?

 師父:そうです。社会情勢、社会情勢を理解するために新唐人を見るのは問題ありません。大法弟子の交流なら、やはり大法弟子の修煉について交流しているウェブサイトを多く見るべきです。一部の人は確かに明慧ネットをあまり重視していません。古い学習者は時間がありませんが、新しい学習者はいつも明慧ネットを見るべきだと思います。彼らにとって本当に大いに役立つのです! 交流文章を読むのも大法のことを知るのも、そこにアクセスすればいいのです。全部そろっています「1」

 師父がおっしゃったこの段の法を私は分かりました。大法弟子は学法、修煉して衆生を済度する事を第一にしなければいけません。また時間があれば明慧ネットをたくさん見るようにします。社会形勢と私たちの修煉に何の関係があるのでしょうか? それは常人が知るべきことです。修煉と正法の形勢は明慧ネットの中にすべてあります。世間の表面に現れた形勢は師父が法を正される事と大法弟子の修煉の中から生じた事です。もし真面目に真剣に学法して実修すれば、この一切は私たちが学法の中から分かるのです。番組司会者の同修が言う中国の現在の情勢と予想も、すべて大法修煉から生じたものです。師父は法の中ですでに非常に明確に新しい同修と古い同修に、どのように新唐人に対応すべきかを教えられています。必ず師父の話を聞きましょう!

 大法弟子は必ず私たちが何をするために来ているのかを、はっきり分かるべきです。世間にどんな問題が出現し変化したとしても、すべて動じてはいけません。ただ純粋に自分を修煉するだけです。世間の人を救い、使命を果たさなければいけません。今日の中国社会は旧勢力によって人心を利用して複雑にされました。目まぐるしく、異様に多く変化しました。これらは大法弟子の人心に向かってきているものです。それはあなたを引き込もうとし、あなたが知らず知らずのうちに法から離れるようにして、最終的にはあなたを落とそうとしているのです。これらの一切の出現は旧勢力が幾人かの同修の人心に向かって按排したものです。

 師父は、「あなたにこの心がなければ、悪い人は現れることがなく、旧勢力はこのことを按配しません。これは言うまでもないことです。あなたにこの心がなければ、なぜこのことを按配するのですか? 余計なことではありませんか? さらに、私に旧勢力を消滅させる理由を与えてしまうのです」[1]とおっしゃいました。

 また法の中から私たちは一つの理を知っています。もし多くの大法弟子が皆ある同修を崇拝し、その同修に執着したなら、旧勢力はその執着を口実にして、同修に害を加えるのです。新唐人テレビの司会者も私たちの同修です。私たちは同修に責任をもつべきです! 事実すでに問題が起こり、番組の正常な放送に影響してしまいました。共産党中央委員会の第6回全体会議が終わってから、その数日間ずっと私が思っていたのは、番組の中で現在の政府がどの措置を取るか、また司会者の分析はどうなのかを聞きたいなどでした。今回新唐人テレビにまた正常でない現象が出現したことで、この問題は新唐人テレビに対する私の執着と関係しているのではないでしょうか? また私と同じような新唐人に対する執着を持つ同修たちの人心が、旧勢力に目を付けられてこのような事を引き起こしたと思います。もしそうであれば、私の人心がすでに同修に対して妨害になったと思います。

 新唐人という衆生を救うプロジェクトに対して良くない影響を及ぼしました。私は知っていますが新唐人のプロジェクトに関わっているほとんどの同修はゼロから始めて、たくさんの難を克服して、たくさんの困難と努力を払ってやっとこのテレビを今日のような素晴らしさにまで達することができたのです。世界での視聴率もますます増えて、衆生を救う力もますます大きくなりました。邪悪はずっと破壊の機会をうかがっています。私のような良くない人心を持っていたら、旧勢力に破壊の口実を与えることになってしまうのではありませんか? 修煉の中でいつまでも人心を取り除かなければ、衆生を救う事に問題と損失が起きるのではありませんか。師父の正法に障碍を与えることになるのではないでしょうか。神韻が中国に来られないのは、既に非常に大きな損失で、教訓をつむべきです! 私は師父がずっと新唐人を見守られているのを知っています。師父は衆生を済度する事を、邪悪の勝手気ままにさせているはずがありません。ただ弟子だけが魔難を引き受けるのです。この一切は弟子の清浄でない人心によって促成されたのです。私は慈悲で偉大な師父の弟子なのに、この人心の執着を放下することがそんなに難しいでしょうか!

 内に向かって探してみると、人心によって新唐人にこんなにも執着していました。主な人心は正法が終わる時間に執着している事です。新唐人を見ることが目的ではなく、目的はこの中国で、唯一中国の真相を知ることが出来るからその媒体の中から形成の変化を見ていたのです。いつ首魁が捕まえられるか、正法はいつ終わるのか、自分はいつこの辛さから抜け出せるか。また表面に現れたのは、現政府にとても強い依頼心があって、現政府があの首魁を捕まえ、法輪功の名誉を回復することを望んでいたのです。江沢民集団のなかの少数が出てきて邪魔をすると、すぐ心が穏やかでなくなり、天を恨み人を責めました。また昔、共産党の新聞を見て形成に執着していたことをまだ捨てておらず、新唐人を観て満足していました。また自己を修めていませんでした。学法の中で法理が見えず、生活を無味乾燥と感じていました。また共産党のテレビは観てはいけないので、新唐人を利用して一種の暇つぶしをする人心がありました。また人の不幸を願う報復心などの人心もありました。

 正法はいつ終わるのか、首魁がいつ捕まえられるのを師父はコントロールするのか。旧勢力と世間の常人の言っていることが正しいと思うのですか? 師父は衆生のために想像できないほど受け持ってくださっています。この時間を引き延ばしているのは、私たちの修煉と人を救うためです。私は修煉せず人を救っていませんでした。常人の社会の表面の変化に執着して、常人に依存していました。私は師父の要求とどれほどかけ離れていたでしょう! 慈悲で偉大な師父が私たちの成就のために与えてくださったわずかな時間を、人心をもちながら法の基準ではかれるでしょうか! 私はかつて、師父が私たちのために創立された先史に誓約した正法修煉の機会をとても長い生命の中で待っていました。私は大切にせず、かえって人心を抱いて表面の世間の変化に執着していました。

 師父は最近の新経文の中で、また更に弟子に心を修めることを説かれました。師父は「人心のわずかな変化も、すなわち向上であり、神々には皆それが見えるのです」[2]と説かれました。この中で私は正法の時間が緊迫しているのを感じました。師父は弟子が人心を取り除かず、向上がとても遅いのを見て焦っておられます! 私は腹を決めるべきです。人心の執着を放下し、本当に同修と修煉に責任を持たなければいけません。衆生に責任を持ち、法に責任を持ち、また自分にも責任を持たなければいけません。世間で発生した何かの天地を覆すような変化があったとしても、全て心を動かさず、純粋に自分を修するのです。慈悲をもって世人を救い済度し、自分の使命を完成させます。法の中からすでに世間の一切の現れは全て仮相であると知っています。大法弟子の修煉と法を実証し衆生を救い済度する事だけが真実で、未来に残す事なのです。私は自分を戒めています。決して仮相に惑わされないでください。しっかり最後の道を歩いて行きましょう。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』
 [2] 李洪志師父の経文:『ヨーロッパ法会への祝辞』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/15/337670.html)
 
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