河北省淶源県の学習者・張小芬さん 刑務所に拘禁
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 【明慧日本2017年5月4日】河南省淶源県の法輪功学習者・張小芬さんは今年3月29日、懲役3年6カ月の不当な判決を宣告され、4月1日に石家荘女子刑務所に拘禁された。

 昨年12月23日の午前9時半から12時半まで、張さんの裁判が不当に開廷された。

 検察官側は刑法300条を用いて張さんを訴えたが、弁護士の李静林さん、趙慶さんは法律に基づき、強い根拠で弁護をし、無実である張さんに付けられた罪名に対して反駁(はんばく・論じ返すこと)した。

 弁護士は中国の法律には法輪功を学ぶことは違法と定めておらず、中国で法輪功を学ぶことは合法であることや、法輪功が違法であれば、その証拠を出すようにと求めた。しかし、検察官は沈黙して何も返答しなかった。

 弁護士はさらに張さんの罪名が成立しないほか、法輪功学習者を差別をすることになり、検察官側が誣告罪および偽証罪を構成すると主張した。

 弁論の焦点は県の委員会書記・李自賢が観光スポットで学習者に真相を伝えられた件について展開した。当学習者は李の命令で身柄を拘束され、15日間拘留された。一方、張さんは当時、李書記とは何も話さなかったと言った。

 検察官側は李の話を引用し、張さんに罪を陥れようとした。弁護士は法律においては誰もが平等で同じであり、李も出廷すべきであると主張した。裁判長は再審の時に、李を出廷させると言った。

 最後に、弁護士は罪名が成立しないため、張さんを無罪で解放するように求めた。

 昼12時半ごろ、裁判長は休廷と宣告した。

 29日、再審の通知を待っていた張さんの家族には、懲役3年6カ月の判決が知らされた。

 先月1日、張さんは石家荘女子刑務所に拘禁された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/24/346085.html)
 
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