周りの年配同修達の修煉物語
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文╱中国大陸の大法弟子 浄心

 【明慧日本2017年7月31日】私は1998年に法輪大法を学び始めた60代の古い弟子です。

 私は、2009年に新築マンションを購入した後、新しい居住地で、新しい同修に出会いました。彼らのほとんどは年配者で、最年長の人は80代で、最も若い人でも60代でした。しかし、年齢の割に、皆は若くて元気で、そして日々精進し、三つのことをしっかり行っていました。本日、この年配の大法弟子の幾つかの修煉物語を書き、大法の素晴らしさと師父の慈悲なる済度を実証したいと思います。

 Aさん 「獄中物語」

 Aさんは男性同修です。

 2013年3月、Aさんは妻と一緒に同修の家で法を学んでいた時、突然侵入してきた国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に不当に連行されました。留置場に着いたのはすでに夜中の1時半でした。

 朝、留置所の紀律を管理する受刑者(受刑者・ボスの手先)はAさんに、「なぜ入ってきたのか?」と聞いたので、Aさんは「法輪功を学んでいるため、不当に連行された」と答えました。

 この時、受刑者のボスが目を覚まし、法輪功の修煉者だと聞いて、「法輪功はいいのよ。『法輪大法は素晴らしい、三退して平安を守る』、これらのことを全部知っている」と言いました。そして、受刑者のボスは受刑者に「お前らはしっかり聞け、誰もこの爺さんに触れるな。この爺さんを虐めたら、お前らを殺すぞ」と怒鳴り、そして、Aさんに「あなたは何もしなくてよろしい。そこに座ったままで結構だ」と言いました。

 夜、監獄の受刑者は皆オンドルの上に座って、背中を伸ばして、受刑者・ボスの説教を聞いていました。ボスはAさんの前に来て「爺さん、あなたは修煉者だと知っている。あなたにエネルギーを注いであげたいと思う。どうすればいいのか分からないのだが、皆に『法輪大法は素晴らしい。中国共産党を脱退して平安を守ろう』と叫んでもらおうか。どうだろうか?」と言いました。Aさんはとても感激して「いいね! いいね! いいね!」と涙を流しながら答えました。

 この時、ボスは受刑者たちに、「法輪大法は素晴らしい! 中国共産党を脱退して平安を守ろう!」と叫んでもらいました。2回ほど叫んでから、ボスは「声がまだまだ小さい。何を恐れているのか? もっと大きい声を出せ!」と怒鳴りました。そこで、受刑者たちは皆声を上げて「法輪大法は素晴らしい。中国共産党を脱退して平安を守ろう」と叫びました。

 この声は監獄区全体を震撼させました。しかし、それを阻止する警官は1人もいませんでした。彼らはこの場面に圧倒されたようでした。Aさんは「師父はこの方法で私を守って下さっている」と分かり、そして、「ここに来た以上、留置所の環境もこれほど酷いもので、人を救わないにはいけない」と気を改めました。そこで、彼は一人一人の受刑者に法輪大法の素晴らしさを話し、江沢民がなぜ法輪功を恐れているのか、中国共産党がいかに大法弟子を残酷に迫害しているのかなど真相を話し、そして、彼らに三退を勧めました。

 Aさんが留置場を出る時には、留置所の受刑者の大部分は三退をしました。

 Bさん師父のご加護があれば一番安全だ」

 同修Bさんは60代の女性です。2016年の冬、彼女はひどい便秘の症状が出て、10数日間、便が出ませんでした。当時、Bさんのお腹は何かに圧迫されているようで、太鼓のようにパンパンと脹れていて、両脇も圧迫によって、夜眠れないほど痛くなりました。

 以前、健康診断をした時、婦人科でガンの疑いがあると言われていたので、この様子を見た家族はとても心配し、病院で検査するようにと促しました。しかし、Bさんは「どこにも行かない。私は師父のおっしゃる通りにする。師父に全てをお任せする」と言って、法を学んで煉功をし、正念を発して出かけ、真相を伝え続けました。

 ある日、Bさんは突然、修煉前に十大疾病の保険を掛けたことを思い出しました。その保険はあと4年で満期になりますが、彼女は「今は、修煉をしているから、師父のご加護があって、なぜ常人の保険が必要だろうか?」と思い、「師父は『修煉は専一でなければならない』、そして、『不二法門』の法理を説かれています。その保険を残しているのは常人の医療を信じて、師と法を信じていないことではないか?」、さらに、「この保険はもうこれ以上持っていてはいけない、解約しなければならない」と思いました。そこで、彼女は保険会社に保険の解約に行きました。

 保険会社の人から、「後4年で満期になりますから、今解約したらすごく損ですよ」と言われました。それを聞いたBさんは、「解約すれば、2000元の損失は確かにもったいない」と一瞬気が揺れました。しかし、「これは利益心ではないか?」とすぐに考え方を改め、「このお金は必要ですから、やはり解約をお願いします」と頼み、結局2000元の損失を出して、5000元の元金をもらって帰りました。その後、5000元の元金を資料拠点に寄付しました。

 しばらく経つと、Bさんの病気の仮相は全部消えてなくなりました! Bさんは師と法を固く信じることによって、病業の関門を突破しました。その後、彼女はより大法を信じるようになり、修煉の道でますます精進するようになりました。

 Cさん「楽を求めず、自分の修煉環境をしっかり守る」

 Cさんは79歳の女性大法弟子で、子供と孫が多くいます。子供達は市内に広い家を持っていて、「お母さんはもう年だから、一緒に同居したらどうですか?」と言いました。しかし、Cさんはそれを断って、自分の山の中腹にある古い家で一人暮らしを続けました。

 Cさんは他の同修に「私は楽な生活をするために来たわけではない、人を救う為にこの世に来ている。子供のところに行けば、今までの法を学ぶ環境、煉功する環境、そして同修と一緒に交流する環境は全部失ってしまい、そして、出かけて真相を伝える事もできなくなり、師父に任された人を救う任務はどう果たせるだろうか? どうやって師父について家に帰るのか? 私はどこにも行かない」と言いました。

 彼女は1人暮らしを続け、毎日法を学び、煉功し、発正念をしました。もうすぐ80歳になるEさんですが、携帯電話をとても上手に使いこなして、毎日携帯電話で真相を伝え、三退を勧めていました。今までは音声で大法の真相を伝えていましたが、今では直接通話をして真相を伝える方法に切り替え、そして、毎月、数十人を三退させていました。その後、電話カートには偽物が多いため、Cさんは思い切って山から降りて、面と向かって真相を伝えるようにしました。そして、周りの同修にも真相を伝える方法を伝授しています。

 Dさん「正念を強め、病業を突破する」

 同修Dさんは今年79歳で、1999年 7.20前に修煉を始めた古い学習者です。師父が大法弟子に三つのことを行うよう号令をかけられてから、彼女はほとんど毎日休まずに人を救い済度しました。午前中、彼女は出かけて真相を伝え、三退を勧め、午後、家で法を学び、修煉の道でとても精進しています。

 2015年冬のある日、姉(同修)の家に行く途中、Dさんは雪が積もった道で滑って転び、寛骨を折ってしまいました。以前、同じように骨折をした時、彼女は病院には行かず、骨折が完治したことがあり、子供達も大法の素晴らしさを信じるようになりました。今度も母親に病院に行くことを強要しませんでした。もう1人の年配の同修Dさんのことを聞いて、毎日彼女の家に行って一緒に法を学んでいます。

 少し動けるようになってから、Dさんはベッドから降り、煉功を続け、2ヶ月足らずで、寛骨骨折は全快しました。子供達は再び大法の奇跡をこの目で確かめました。

 もう一回は、彼女が真相を伝えていたところ、突然頭が割れるように痛くなり、首も動かなくなりました。世間の人に悪い印象を与えないため、彼女は激痛を我慢して、静かな場所を探して、邪悪の要素と旧勢力の妨害を一掃するように発正念をしました。少し落ち着いてから、Dさんは急いでタクシーを頼んで家に戻ると、家に着いた途端、再び頭痛がし、耐えられないほど痛くなりました。彼女は「弟子の正念が十分であれば、師父に回天の力がある」[1]を暗唱し、そして『洪吟』も暗唱しました。どうしても痛くて我慢できない時は、師父にお願いしてなんとか痛みを緩和していただきました。

 食事も摂れず、夜も眠れず、まるまる5日間、痛みました。師と法を固く信じることによって、彼女はついに難関を突破しました。その後、Dさんは今まで通り人を救いに出かけました。

 Eさん「修煉後に起きた巨大な変化」

 同修Eさんは80歳の退職教師です。修煉前には高血圧、ヘルニア、ヘルペス、頑固なリューマチなどの病気を患っており、毎日のように通院し、体重は41キロしかありませんでした。その上、孫の面倒も見なければならないため、Eさんは心身とも疲れ切っていました。

 2006年、孫は市内の大学に進学し、孫の面倒を見るため、Eさんも一緒に市内に引越しました。そこで、ある大法弟子と出会い、「法輪功は病気治療に特効があるよ」と教えられ、そして法輪功を勧められました。彼女はそれを聞いてすぐに信じるようになり、そして躊躇なく修煉を始めました。そして、わずか1カ月足らずで、全ての病気が完治したことに彼女は大変驚きました。無病で軽快な体の素晴らしさを体験したEさんは、この上ない幸せを感じました。

 Eさんは師父のすべての著作を拝読し、そして、師父の教え通りに法を学び、功を煉り、正念を発し、そして、出かけて大法の資料を配り、真相を伝え、三退を勧めました。その過程では、Eさんは自らの闘争心、利益心、人に言われたくない心などの執着心を修め、本当にどんどん昇華していくように感じました。

 修煉後、師父が始めて彼女の体を清らかにしてくださった時、彼女には下痢やもどしの症状が現れ、食事も摂れず、水も飲めませんでした。息子はどうしても病院に行くように説得しましたが、彼女は「これは師父が私の業力を消してくださっています。すぐによくなりますよ」と説明しました。結局4日後にすべて回復しました。

 2015年、彼女は実名で最高検察院と最高裁判所に「江沢民の法輪功に対する迫害」について、刑事告訴をしました。このため、地元鎮政府の役人が電話をかけて来て、江沢民を告訴したかどうかを問い詰められました。Eさんは「はい、告訴しました」と答え、そして、「まだ法輪功を煉功しているかどうか」の質問に対して、「煉功しています。これほど素晴らしい功法をどうして煉功してはいけないのか」と反問しました。相手は彼女の揺るぎない口調を聞いて、仕方なく電話を切り、再び妨害に来なくなりました。

 修煉して7年が経ちました。Eさんは健康になり、まさしく師父がおっしゃった「風を切って歩くように感じ」、「以前はちょっと歩くと疲れましたが、今はいくら歩いても平気で」、「ビルの階段をいくら高く上がっても疲れを感じません」[2]のように健康になりました。そして、彼女は肌がきめ細かくて、白に赤みが差しており、80代より60代にしか見えません。師父はEさんの身体と心を浄化して下さいました。彼女は私利私欲の強い人から、いつでもどこでも他人のことを優先に考える人に変わりました。彼女は、「師父は慈悲に私を救い済度してくださいました。今生、幸運にも大法弟子になれたことは、この上ない幸せと名誉です」と言いました。

 どの大法弟子の修煉経験も一冊の本が書けるでしょう。そして、同修達の修煉物語は未来の人達の神話にもなるでしょう。これらの年配の大法弟子の修煉物語を全部書き出すべきだと思いました。そうしなければとてももったいないような気がして、そして、師父と同修に申し訳ないと思いました。本日、この文章を完成して、気持ちがとても軽やかに、楽になりました。

 まだまだたくさんの同修の修煉物語がありますが、これから、どんどん書いて行きたいと思います。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「二十年説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/17/351150.html)
 
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