養女の実の父親が救われた
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年9月21日】私は河南省東部に住んでいる50代の農村女性です。1997年、夫がB型肝炎になった時、村のある大法弟子は彼に法輪功を勧めてくれました。夫は恥ずかしがり屋で、その場ですぐに態度を表明しませんでしたが、しかし、そばにいた私は気持ちを動かし、習いたいと思いました。そして、「私は先に試して見て、効果がよければ、夫に勧めればいい」と思いました。その後、私はその大法弟子の家に行って、法を習い、功を煉り、そして、この功法は心を修めながら煉功をする真の性命双修の功法であることを知りました。

 法を習った後、私は心が広くなり、性格が穏やかになり、何事も他人の事を先に考えるようになりました。そして、トラブルに会えば私は内に向けて探し、損をしてもにこにこして気にせず、何をやっても、自由自在で、楽しくて、そして、師父に見守られている自分はこの世の中で最も幸せな人だと思いました。

 修煉をしてから、私自身及び周りの縁のある人の身にたくさんの不思議なことが起きました。ここでは、養女の実の父親の身に起きた奇跡を皆さんにお話したいと思います。

 20年前、私は女の赤ちゃんを引取り、養女として育てました。当時、私はすでに実の娘がいましたが、しかし、私はこの子を我が子ように可愛がって育てました。20年が経ちました。私達は娘に彼女の出生の秘密を明かしたこともなければ、彼女の実の親も会いに来たことはなかったため、当然ながら、娘はそれについて何も知りませんでした。

 去年9月のある日、村の知人が私のところにやって来て、養女の実の父親は不治の病――肝萎縮を患い、肝臓がすでに壊死しているため、もう長く生きられないだろうと言いました。そして、お父さんは最後の願いとして、娘を一目で見たい、そうできれば、死んでも悔いはないと言ったそうです。そして「会わせてもらえるかどうか、ぜひあなたに聞きたいとお父さんが言った」とのことでした。

 正直なところ、もし大法修煉をしていなければ、私は決してこの事を許さないだろうと思いました。しかし、今、私は大法の修煉者で、いつでもどこでも他人のために考えなければならないし、無私無我をやり遂げなければなりません。そして、もうすぐこの世を去って行く人が肉親を気にかけるその気持ちもとても理解できるし、そこで、私はぜひ彼ら親子に最後に顔を会わせてあげようと決めました。同時に、これは師父のご按排で、この特殊な機会を利用して、縁のある人を救わせようとしてくださることを悟りました。そこで、私は直ちに「必ず娘を病院に行かせて、お父さんと顔を合わせるようにします」と返事しました。

 私は娘を呼び出し、彼女に養女のことを話し、そして、実の父親が危篤で、ぜひ会いたいとの事実を伝えました。それを聞いた娘はとても驚いて、終始頭を振って、私の話を信じてくれませんでした。「お母さんは真、善、忍を修めている修煉者です。けっして嘘を言いません。あなたは間違いなく20年前に私が引き取った養女です」と言いました。娘はようやくこの現実を受け止めましたが、しかし、実の父親に絶対会いたくないと言いました。そして、「たとえ実の父親でも、私は会いたくありません。20年間ですよ。この20年間、彼らは私に一度も会いに来ていないじゃありませんか。今、病気になって、私の事を思い出してくれましたが、今まで何をして来たでしょうか」と言いました。私が再三にわたって説得した結果、ようやく心のしこりが解け、娘は実の父親に会いに行くことに同意しました。

 娘はすでに結婚しており、そして男の子をもうけています。その日、娘、娘婿、外孫一家3人は私と一緒に、お土産を持って病院に行きました。病棟に入ると、離れ離れになった肉親は始めて対面しました。お父さんは嬉しくてたまりませんでした。彼らがしばらく親子水入らずの会話をしてから、私はチャンスを掴んで真相を伝えました。娘の実の父親と息子さんは共産主義青年団に加入したことがあるので、彼らはきっぱりと脱退する意を表明しました。そして、私はさらに、「法輪大法は素晴らしい」、「真、善、忍は素晴らしい」と念じるように告げ、そして、お父さんに「法輪功にまつわる奇跡がたくさんありますので、誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい』と念じていれば、そして大法に敬意を払っていれば、あなたの身にもきっと奇跡が起きますよ。あなたの家族もきっと平安になります」と言いました。

 数日後、娘と一緒に再び病院にお見舞いに行きました。お父さんの顔色はすっかりよくなり、食欲も出て来て、痛みも軽減し、病状は随分良くなったそうです。20数日後、お父さんはなんと回復して退院しました!医者達は皆 「本当に奇跡です。彼のような病気の場合、10人の中1人でも治れば、不思議なぐらいですから」と言いました。退院してしばらくして、お父さんの体重は5キロも増え、体も完全に回復しました。

 彼一家は私の事にとても感謝して、そして、「家族は再会が出来て、お父さんの病気も治ったし、それはすべてあなたのおかげです」と言いました。私は養女の実の父親に、「私に感謝しないでください。すべては私の師父がそうするように教えて下さっていますから。師父はあなたに病気治療をしてくださり、健康の体を与えて下さったのです。感謝をするなら、私の師父に感謝してください」と言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/13/352613.html)
 
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