前フランス国大臣、法輪功学習者を支持
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 【明慧日本2017年10月22日】欧州20カ国から集まった約1500人の法輪功学習者は9月30日の午後、パリ証券取引所広場で集会を開いたあと、パレードを行なった。パレードはパリの中心部の多くの繁華街を経由し、沿道の市民に法輪功の素晴らしさを伝え、中共の残酷な迫害を暴露した。

'图1:2017年9月30日,法轮功学员在法国巴黎的证券交易所广场(La Bourse)集会,展示法轮<span class='voca' kid='53'>大法</span>的美好,揭露中共残酷迫害。图为出发前法国前部长弗朗索瓦玆?奥斯塔丽女士、法国法轮大法学会会长唐汉龙及加拿大世界小姐林耶凡与游行队伍合影。'
パリ証券取引所広場での集会に、オスタリエ前在外フランス人担当特命大臣が出席。写真は前大臣(前列中央)、フランス法輪大法学会会長・唐漢龍氏(右)、ミスワールド元カナダ代表・林耶凡さ(左)

 前フランス国在外フランス人担当特命大臣で元下院議員、人権行動協会会長のフランソワーズ・オスタリエ(Franoise Hostalier)さんは、パレードの全コースを歩き通し、集会で発言した。

'图2:奥斯塔丽女士在集会上发表题为“支持中国法轮功学员”的演说。'
集会で発言するフランソワーズ・オスタリエ前大臣

'图3:奥斯塔丽女士全程参加了法轮功学员的集会与游行,并一直走在游行队伍的最前面。图为游行队伍经过巴黎歌剧院(Opéra Garnier)。'
パレード隊列の前で最後まで歩いたフランソワーズ・オスタリエ前大臣

 フランソワーズ・オスタリエ前大臣は、法輪功は平和的で、伝統ある功法であり、修煉者に心身の健康を得させることができると発言。江沢民一人の意志で発動した今回の残酷な迫害、多数の法輪功学修者が拷問され、殺害され、甚だしきに至っては生きたまま臓器を摘出されており、法輪功に対する迫害停止を厳正に求め、迫害の犯罪者を法で裁くよう求めた。彼女は、法輪功学習者の努力によって、正義と自由は必ず勝利する! と確信しているという。以下はフランソワーズ・オスタリエ前大臣の発言した全文である。

 中国法輪功学習者を支持する

 まず、私はこの集会の主催者に敬服の意志を表します。彼らが中国にいる同胞のために、たゆまず努力した一切に敬服します。

 我々は幸運にも自由で民主的なフランスで生活しています。ここでは、自由に表現ができ、自分が必要としているものを自由に考え、自由に自分が選択した宗教信仰を修煉することができます。

 この素晴らしい自由は、我々にこの種の幸運に恵まれていない人たちのことを忘れてはならないと要求しています。

 これが今日、私がみなさんと一緒にいる理由です。

 私はまず歴史を簡単に回顧してみたいと思います。

 1948年12月7日、長時間の折衝を経て、中華民国を含む48カ国が「世界人権宣言」に署名しました。

 18カ国の常務委員によって草案が起草されました。当時、国連人権委員会の副主席として中国の張彭春氏、フランス人のルネカシン(René Cassin )氏が関わりました。この宣言は法律上の意義に加えて、さらに象徴と政治の意義が備わり、地球上の人民にとっての希望です。

 私は、中共の権力者が法輪功学習者に対処する際に、如何に「世界人権宣言」の規約を無視したかを説明します。

 第18条:人々は思想を有し、良知と宗教の権利を有する。

 第3条:人々は生命を享受する権利、自由と人身の安全を有するものとする。

 第5条:いかなる人も拷問、人道的でない、あるいは侮辱性の待遇、あるいは刑罰を用いてはならない。

 しかし今日中国において、数十万人が脅迫、監禁、拷問、強制労働、仕事を禁止され、四肢に損傷をうけて、惨殺されています。それは彼らがただ法輪功を修煉しているからです!

 法輪功は政治との衝突がなく、少しも国家の安全を脅かしていませんし、ましていかなる政変の危険もありません。法輪功は平和的で、伝統ある功法であり、修煉者に心身の健康を得させることができます。政治が解放されている社会であれば、人民がこのような功法を修煉することは喜ばしいことです。なぜなら、これは人々が平和的に、心身の健康を得られる保障だからです。

 それでは一体何が起きたのでしょうか?

 90年代の初めに、法輪功が中国で伝え出されたとき、中国当局の支持を得られたにもかかわらず、なぜ99年に突然禁止されたのでしょうか?

 中国の権力者に認識したもらいたいのは、私の柔らかい言葉で言うと、劇的な誤解です。

 みなさんが知っていますが、このやり方は一個人の江沢民が禁止したものであり、当時、党内の指導者たちはかれに1人の意志で動かないように説得しました。しかし迫害は99年7月に狂ったよう始まり、その日から現在に至るまで迫害が止まることはありませんでした。

 今日、誰一人として迫害の事実を否認することが出来ず、逮捕、拷問、惨殺、特に恐怖なのは生体臓器狩りであり、しかも中国当局が直接に施行したことです。

 証人もいれば、物証もあります。さらに多くの報道、アムネスティインターナショナルの報告では、中国の強制労働収容所にいる三分の一が法輪功学習者です。2013年に労働収容制度を廃止したあとも、法輪功学習者は精神病院に収容されています。

 2006年、国連のある報告書で明らかになっていることは、中国で発生している拷問の案例の66パーセントが法輪功学習者に対するものであることです。

 2009年、多くの人権団体が共同で発表した報告によれば、法輪功に対する弾圧はわずか1年で2000人の法輪功学習者を死亡させ、弾圧が始まって以来、7万人を超える法輪功学習者が中国政府に惨殺されているそうです。

 もう一つの卑劣で残酷な拷問は、法輪功学習者からの生体臓器狩りです。

 多くの権威ある報告では、この事実をすでに立証しました。

 2016年6月22日、1グループの調査員がこの行為を非常に全面的に、過酷な調査報告書を発表しました。

 国連はそれぞれ2003年、2007年、2008年と2010年の報告の中で、法輪功学習者が受ける迫害、虐待、拷問と失踪について強調しました。

 欧州議会は2006年9月7日、2010年5月19日と2013年12月12日に決議案が採択され、中共の法輪功学習者に対する弾圧、特に生体臓器狩りを譴責しました。

 迫害の物的な証拠として、写真が広く伝えられています。事実を否認する手立てはありません。

 中国は一つの博大な国家であり、古の文化を有し、広々とした国土と活力に満ちた人民がいます。中国は無視できない経済のパートナーであり、テロリストを打撃し、世界の平和を維持する同盟国でもあります。

 そうであれば、中国は尊敬される国にならなければなりません。

 この偉大な国家、次の党大会で指導者を入れ替えるに際して、私は、中国政府が理知を取り戻し、現代国家にふさわしくない卑劣な行為に、終止符に打つことを承諾することを呼びかけます。

 私は厳正に中国の現在と未来の権力者に要求します。収容されている法輪功学習者、精神病院に閉じ込められている法輪功学習者を釈放して、中国の公民が自由に修煉できる、宗教信仰の自由を与えてください。

 何一つ正当な理由がない弾圧と卑劣な行為を停止してください。。

 次のステージとしては、司法で解決することです。私は信じていますが、事実を認めたあと、彼らは法律を用いて犯罪者として裁かれるのです。

 親愛なる友人たち、みなさんがここに集まり迫害を受ける者とその家族を支持し、あなたたちが人類の基本の権益を得られるよう努力されていることに感謝します。あなたたちは修煉ができるように、宗教信仰の自由のために頑張っているのです。

 放棄してはなりません! あなたたちは声を出さずに自分たちの心からの声を表現しており、あなたたちは道を示す光であり、あなたたちは正義を広めているのです。

 あなたたちによって、正義と自由が勝利を得られるのです!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/16/355533.html)
 
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