【明慧日本2017年10月24日】（安徽省＝明慧記者）安徽省合肥市の元ホテルマネージャーで法輪功学習者・朱維英さんは、法輪功を修煉していただけで8年間ずっと刑務所生活を送ることを強いられ、昨年、出所した時には身体がすっかり衰弱しきっており、目線が合わず、時々ぼんやりしていたが、最近、冤罪が晴れないまま死亡した。
今年60歳過ぎた朱さんは16年来、留置場、労働教養所、精神病院、洗脳班、刑務所に拘禁されたことがあり、野蛮に灌食され、トラの椅子に縛られ、スタンガンで電撃され、靴の裏で顔を殴られ、トイレから拾ったナプキンや使い捨てられたトイレットペーパーを無理やり口に押し込まれるなどの非人道的な迫害を受けた。詳しい報道は『ホテルのマネージャー安徽省女子刑務所で失明、不随まで迫害された』を参照されたい。
早くも1999年12月、精神病の履歴のなかった朱さんは、無理矢理合肥市第四人民病院に入れられ、精神病患者として強制的に治療を受けさせられた。
精神病院で、医師は「法輪功の修煉を放棄しない限り、退院できないぞ」と退院の条件を露骨に明示した。医師は毎日朱さんに不明薬物を飲ませ、煉功を禁止し、法輪功が邪教だと認めることを強要し、従わないと不明薬物の量を増やすことにした。それらの不明薬物は朱さんの中枢神経系に大きな損害を与えた。
2011年6月、朱さんは他のもう1人の学習者と同時に連行され、同年12月、朱さんは秘密裏に懲役8年の実刑判決を下された。
2013年、安徽省宿州女子刑務所で、拘禁されていた朱さんを見舞った息子の話によると、朱さんは頭が上げられず、目が見えず、歩くことができない状態で、酷く迫害された哀れな母の様子を語った。当時、朱さんは担架で運ばれて来て、息子と面会した。刑務所のある責任者は「法輪功の修煉を放棄しないと、どんなに危険な状態になったとしても、保釈できない」と放言した。
宿州刑務所で、朱さんは毒入り薬物を注射されたり、飲まされたりすることを強要されていたため、2015年10月に、両目が失明し、頸椎をひどく踏まれて負傷し全身不随になり、生活が自己管理できなくなった。それにもかかわらず、朱さんは釈放されず、治療もしてもらえず、そのまま放置された。
昨年、出所した朱さんは身体がすっかり衰弱しきり、目線が合わず、時々ぼんやりしていたが、最近、冤罪が晴れないまま死亡した。
