シドニー法会 自分をしっかり修め より多くの人を救う
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 【明慧日本2017年10月24日】(オーストラリア・シドニー =明慧記者・華清)シドニー法輪大法修煉体験交流会が今月15日、マリックヴィルの市庁舎で行われた。14人の中国人と西洋人学習者が、仕事中、あるいは真相を伝える中で、あるいは人を救うプロジェクトに参加する中で、どのように内に向けて探し、人心と執着を放下し、多くの人を救ったのかについての体験談を分かち合った。

'图1~2:二零一七年十月十五日,悉尼举办法轮大法修炼心得交流会。图为法会现场。'
シドニー法会の会場

'图3~4:学员发言'
発表する学習者たち

 恨む心を修めて取り除き、正念で全体を形成する

 当日、舞台で発言した学習者・範さんは、現地の大法弟子が運営するメディアの主要協調人で、交流の中で「学習者の念は非常に重要で、人間と神の違いは一念の差であり、ひたすらお互いに恨みあうことは何の役にも立たず、環境をさらに酷くするだけです。このような恨みの連鎖は、ほかの空間で生まれた少しねばついた黒色物質であったかもしれません」と語った。

 さらに範さんは、「その時、師父が数年前に、オーストラリアの学習者が正念で全体を形成することを特に希望されたことを思い出し、内に向けて本当に自分を修め、外側から他の人の不足を見てしまう習慣を放下できた時、『師父はこの時、オーストラリアの学習者全体に対して言われていたのですが、地元メディアのような小さなプロジェクトであっても、この法理は同じように適用されるものである』ということを悟りました。それなのに、どうして私は悟らず、それを行わなかったのでしょうか? このことに思い至った時、突然悟り、自分自身に存在する問題を探し出しました。私が他の同修を恨んでいたのは、いつも外に向けて人に求め、外に向けて探していたからで、同修の問題を探していた私がどうして正しいと言えるでしょうか? これでは望ましくない結果をもたらすのは当然ではないでしょうか?」と語った。

 さらに範さんは「恨まなくなったこと以外に、7年前に私たちのメディアが困難に遭遇した時、師父が私たちに学法を強めるよう要求されたことを思い出しました。そこで、しっかりと学法し、心性から問題を探したのですが、これは、人心を放下し、全体を形成するもっともよい方法なのです。そのため最近、私たちは各部門に集団学法を強めるよう要求し、発正念ですべての外在の妨害を取り除くことを重視するよう要求しました。これは一見、簡単な振る舞いに見えますが、実際、本当にその威力は比類がないのです。なぜなら、最近、全体の息がぴったり会い、多くの隔たりやよくない物質が消去されたからです。そして最終的に、メディアが直面していた経営困難は解決し、契約する額も高まりました」と話した。

 また、よく似た事が他にもあり、舞台で発言した学習者・陶さんも、自分がいかに恨む心を修めたのかについての体験を発言した。陶さんは「内心が変われば環境も変わる」ということをテーマに、メディアの中で新聞を管理する過程で、新聞を置く環境が汚く乱れていたために、恨む心が生まれ、新聞を持って行ったり、新聞を乱雑に扱い、中の広告のページだけを持って行ってしまう人が目立つようになった。しかし、学法を通して、直面している環境と立場は、師父が『大紀元会議での説法』の中で説かれた「相は心から生じる」という法理と同じであると悟り、自分を修めはじめ、自分を変え、常に善念を保持し、すべての環境を掃除して整理すると、環境が和らぎ変化した。そして、学習者が自分を修め自分を変えることを悟った時、環境に変化が生じると感じた。その日、新聞を持って行く人は明らかに少なくなり、新聞を乱雑に扱う人も少なくなった。そして、その日、最後にその場所に行った時、掃除を担当する人がすでにその場所をきれいに掃除した後だったと話した。

 そして最後に、陶さんは「この新聞を管理する仕事は、師父が苦心して、私の執着心を捨てさせるために按排してくださったものだということに気が付きました。この時の環境の変化に私は感動し、ただその場所でいつも通り新聞を管理しているだけのように見えますが、いろいろなことが起こり、自分の向上の過程と全体の環境の変化、これこそが修煉なのだ、とわかりました」と話した。

 関係を正しく整え、修煉も仕事も間違いなく行う

 当日、法会での発言の中で、多くの学習者が、忙しい仕事の中でいかに自分をしっかりと修め、真面目に仕事に取り組み、いかにゆとりある環境の中で人を救うのか、という体験について交流した。曲さんもその中の1人である。

 曲さんは会社で社長補佐をすでに8年間行っており、交流の中で曲さんは「いかにして、どこにいても学習者の基準に基づいて自分を律し、他人の得失と比べず、まじめに仕事をし、いつでも他の人の立場からと会社の角度から問題を考えている」ということについて話した。また、曲さんは「社長に休暇を申請すると、いつも『無条件であなたを支持します』という返事をもらっていました」とも言った。その年、曲さんは30カ所以上の説明会を担当し、合計で300枚以上の団体券を売りさばいたと言う。

 また、曲さんは「三つのことを行う過程で、人々に真相を伝え、三退を進める以外に、私たちは人々に向かってしっかりと法を実証し、真・善・忍の基準に基づいてよい人になることから始めなければなりません。そして、周りにいる同僚や友人、家族に大法の素晴らしさをわかってもらい、こんなにも多くの人が法輪功を修煉していることをわかってもらい、さらに、中国共産党の迫害に遭い、法輪大法が無実であることをわかってもらわなければなりません。共産党のデマと虚言は自滅するに決まっています。会社の社長は『あなたたちの師父は偉大で、法輪功も偉大で、法輪功を修煉している人たちは素晴らしい』と感嘆していました」と話した。

 観念を変え多くの人を救う

 地元で成長した若者・洗さんはかつて金融界で仕事をしており、現在は大法弟子が運営している真相を伝えるメディアで、セールスマネージャーを担当している。洗さんは交流の中で「私の顧客のほとんどが大企業の顧客ですが、恐れる心があるために、いつも顧客に独立したメディアであることしか伝えず、その他の中国メディアが触れないような話題には触れず、ただ簡単に法輪功のことに触れるだけで、詳しく法輪功を紹介しようとはしませんでした。しかしその後、学法の中で『衆生は救い済度されることを数千年もの間待ち続けており、もし真相を伝えなかったら、二度とこの人たちに真相を伝える機会は訪れないかもしれない』ということに気付きました」と話した。続いて洗さんは「驚いたことは、高い階層の人であればあるほど、中国の政治環境、および法輪功がなぜ迫害されているのか、ということに強く興味を持っている、ということに出くわしたこと。多くのCEO(最高経営責任者)が『九評』を受け取り、必ずちゃんと読む、と伝えてきたこと。そして、多くの国際的ブランドの創始者やCEOがずっと真相を聞くことを待ち続けている、と感じた」ということに気付き、そのことから洗さんは、自分自身がもっと多くの人を救うことができると実感し、さらに多くの人々を救うことを心から願っているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/18/355628.html)
 
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