【明慧日本2018年1月5日】山東省徳州市の法輪功学習者車国萍さんは、WeChat(微信)のモーメンツに法輪功の音声を転送しただけで、警察官に連行され、その後、不当に3年6カ月の実刑判決を宣告された。
車さんは華能徳州発電所の従業員で、2017年5月22日の夕方、仕事の帰りに徳州市運河経済開発区公安支局の李海洋、季佳軍など十数名の警官に連行された。
その後、警官は不当に車さんの家を家宅捜索し、十数台の携帯電話とipadなどの個人財産を押収した。当日の夜、車さんは不当に河西派出所に拘留され、その後、徳州留置場に移送され拘禁された。
徳州運河公安支局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警察官は証拠をでっち上げ、罪に陥れ、車さんを徳城区検察庁に送検し、検察庁は最終的に車さんがモーメンツに法輪功の音声を転送したことで公訴した。
法輪功は人に良いに人なるように教えており、法輪功学習者が真相を伝えることは国民の知る権利を守るためで、罪がないだけではなく、表彰すべき行為である。しかし、昨年11月9日の午後、徳城区裁判所は車さんに対し、不当に法廷尋問を行った。
中国共産党が法輪功に対して18年間にわたる迫害の中で、車さんの多くの家族も迫害を受けた。兄の車奇聡さんは合わせて不当に5年間の労働教養を強いられ、父親の車憲起さん、母親の胡欽蘭さんも不当に3年間の労働教養を強いられた。母親は労動教養所から帰って来てから、迫害により体が以前よりひどく衰弱し、数年後にこの世を去った。
2003年、赤ん坊がちょうど満4カ月の時、まだ乳飲み子のいる車さんは不当に連行され、思想改造施設に送り込まれ、思想改造されるなどの迫害を受け、さらに、2万元を警官に騙し取られ、やっと釈放された。
車さんの家族は弁護人として、車さんの無罪を主張し、そして、法廷で徳州運河公安支局が長年車さん及びその家族に対する迫害を暴露し、連行に参与した警官を告訴した。
法輪大法の修煉者が真・善・忍に基づいて身を処することは、合法なものであるだけではなく、表彰されるべきことで、法輪功学習者が連行され、起訴され、法廷尋問をされる事の方が、そもそも間違いである。
裁判官は弁護人の弁護と告訴を無視し、検察側は車さんの罪を認める態度が良くないのを理由に、重い刑罰を求めた。
昨年12月に、徳州市徳城区裁判所は車さんに不当に3年6カ月の実刑判決を宣告し、さらに、5000元の罰金を科した。
法輪功の学習者が様々な方法で法輪功の真相を伝え、虚言に毒害された民衆を救い済度することは、大きな善行であり、『憲法』が国民に与えた信仰の自由、言論の自由の権利を行使することであり、合法な行為である。一方、法輪功を迫害することこそが違法な行為である! WeChat(微信)で法輪功の音声を転送しただけで重い刑罰に処することに対し、車さんはこの判決を不服とし、すでに上訴した。今、車さんは不当に留置場に拘禁されて、すでに7カ月となった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)