上訴中に重慶の張君さん すでに収監される
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 【明慧日本2018年1月16日】重慶市第五中級裁判所は法輪功学習者・張君さんの上訴に対して、昨年12月18日、「原裁判維持」という裁決書を弁護士に届けた。弁護士は翌日に張さんに会いに行こうとしたが、張さんはすでに上訴期間中に重慶市永川刑務所に入れられ、そこでもう1カ月以上も、拘禁されていることが分かった。

 一審の裁判所と中級裁判所の違法なやり方に対して、弁護士はかなりびっくりした。年11月中旬、弁護士は留置場で張さんに会ったことがあり、裁判所も張さんの上訴について開廷するかどうかを弁護士と何度も相談したという。しかし、上訴期間中に、最終裁決がまだ確定していないのにもかかわらず、張さんはすでに刑務所に入れられていたのである。

 四川の出身で、重慶で勤めていた張さんは法輪功を修煉して、まだ1年しか経たない新しい学習者である。2016年5月24日、張さんは重慶市巴南区跳石鎮で村民に法輪功についての真相を伝えていた際に、それだけの理由で、現地の派出所警官に不当に連行された。

 2016年10月26日、巴南区裁判所は張さんに対して第一回目の開廷をした。公訴人は有力な証拠を出さず、一部の写真しか示せなかった。そのため、弁護士は「法律の規程に符合しない」という理由で否定し、裁判は中止された。

 同年12月23日、巴南区裁判所は再度開廷した。張さんの弁護士の有力な弁護について、公訴人は「法輪功が邪教だと証明できる確かな証拠は何もないし、法輪功が邪教だと定めた法律や法規もない。それらをわれわれは認める」とやむを得ず言った。公訴人のこの話は当日の裁判日記に記載されており、しかも控訴人自身がサインしたものであった。

 年8月22日、張さんは懲役5年の実刑判決を宣告され、張さんはすぐに上訴した。

 第五中級裁判所からの知らせを受けた弁護士は12月19日、留置場へ張さんに会うために行ったが、「すでに1カ月前に永川刑務所に移送された」と留置場側に告げられた。つまり、上訴期間中、最終の裁決がまだ下りていないのにもかかわらず、張さんはすでに刑務所に入れられたということである。

 張さんは永川刑務所に1カ月以上拘禁されており、弁護士にも面会できず、家族にも会えていないという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/10/359467.html)
 
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