文/福建省の大法弟子
【明慧日本2018年3月2日】私の夫は今年9月3日の夜ni退勤する途中で、突然背中が誰かにハンマーで打たれたような感じがして振り返って見たら誰もいませんでした。その時彼はすでに汗がだらだらと流れ、手足に力がなくなり道端に座りこむしかありませんでした。
電話を受け取った私はすぐ駆けつけ、速く師父に助けてくださるようお願いし、正念を保つようにと夫に伝えました。間もなく夫の兄、妹、姪の夫婦がやってきました。その時はじめて夫の82歳の母親が田舎から来ていて、市立病院に入院していることを知りました。だから皆がやって来たのです。夫が親族に連絡を入れたのはすでに正念が足りないことを示していると分かりました。その時夫はすでに歩けなくなっていて、車椅子までのほんの少しの距離さえ姪の夫が背負ってくれました。
病院についた後、検査のため夫をB超音波室まで運びましたが、夫は正念がなく、もし腎臓結石だったら更に大型の病院に行って診てもらわないといけないと言いました。彼はもともと権威ある医師でした。当時周りは全員修煉しない常人だったので、私は夫に正念を保つように注意することしかできませんでした。再度尿検査をすると、全てが正常でした。その時彼はやっと我に返り、正念が出ました。彼は当番室に移された後、家族にみな出ていくように要求しました。私は電話で同修に発正念をお願いしました。私たちも正念を発し始めると、瞬時に同修らが発した強いエネルギーを感じました。私はまたスマートフォンで『大法弟子とは何か』という経文を夫に読み聞かせ、彼の正念を強めました。
私は1998年から修煉を始め、4日で『轉法輪』を読み終え、それから公園に行って煉功をはじめました。邪悪に迫害され、投獄された300日の間も煉功を止めたことはありません。私は煉功してよい人を目指していることを理由に強制連行されました。私は煉功者ですので煉功すべきだと考えていましたので、毎朝鉄条網にかすかな光が差したら起きて煉功し、ほかの受刑者が昼寝をする時も煉功しました。書籍がなかったので論語を暗唱し、『洪吟』を暗唱しました。暗唱する時、考えが清らかにならない場合は指で床に書きましたが、指先が赤く剥けてしまいました。夫の場合は大法の本を7年間読んでやっと修煉し始め、しかも仕事が忙しく修煉はしっかりしていない状態でした。
私はまず夫と話し合い、彼の考えを理解してあげることにしました。夫は師父と大法を信じているので、私と一緒に関を乗り越えられるようお願いしました。
夫は去年帯状疱疹にかかりました。明らかに常人のように痛くてたまらないような状態ではなかったのですが、彼はまだ信じることなく、また民間の治療法を探しました。私もこのことで心性を向上させることができず、彼を怒り、相手にしませんでした。いまになって、私は急に目が覚めました。これは去年と同じ状況ではないでしょうか? 私は意地になり、彼に害を与えてはなりません。そしてすぐ悟りました。今は彼が関を乗り越えることではなく、私が修煉者らしく関を乗り換え、心性を向上させなければなりません。
私はすぐ他の空間にいて私たち夫婦の間を隔てようとする邪悪な生命と要素を徹底的に解体し、自分の思想の中にある恨む心に向けて「私たちは夫婦であり大法弟子です。私たちは堅固として破壊不可能な一体であり、誰も私たちを動かすことができない」と強大な正念を発しました。
夫は苦しくて、座ることも、横になることも、眠ることも、食べることもできませんでした。本来夫は夏になってもエアコンをつけたことがなかったのですが、今は気持ちがいらだって落ち着かなくなり、一日中ずっとエアコンをつけました。夫の掌は青白くて血の気がなく、心性も不安定になり、恐怖心も出ました。私は彼と交流し、自分が以前病業の関を乗り越えた時の体験を彼に聞かせ、自信を強めさせました。こうして、私達が一緒に学法して30分経つと、彼の掌に血色が戻りました。彼も自信が大いに増し、生死を放下し、如何なる常人の考えも持たず純粋な心で学法し、読めるだけ多く読み、煉功も同じように体力がある限り続けました。それができない時は師父の説法録音を聞きました。その間、私たちはずっと『風雨雷電を撃破し九霄(しょう)に上る 極めて強い威力を持ち天よりも高い 蒼穹を一掃し尽きることがなく 腐敗物と異物を一斉に消滅させる』[1]を暗唱しました。私たちの正念はだんだん強くなっていきました。
私たちが『轉法輪』を138ベージまで読んだ時、彼が病院に行き、回診すると彼の同僚と患者、母親は急に痩せた(10日間で9キロ痩せた)彼の姿を見て怖がり、みな入院するよう勧めました。課の主任と院長も顔を出し、彼の弟は私の子供に「お父さんに入院するよう勧めて」という電話をかけてきました。
1カ月後、夫は完全に快復し、普通に出勤できるようになりました。このことは病院のみなさんを驚かせました。私たちは自ら大法の超常を実証しました。大法に対する邪悪の誹謗はこの地区で自ら破れました。現在、私たち夫婦は2人で学法グループを立ち上げ、毎日一緒に学法し、煉功し、互いに注意し合って、初志貫徹の最も良い状態を取り戻しています。
夫は大法の修煉で知恵を開き、診断がうまくなり、彼に診てもらいたい患者もますます多くなりました。私はまた法を暗唱すべきだと悟り、暗唱の形で学法して、自分の主意識が真に法を得、大法に同化するようになっています。法を暗唱する時はただ暗唱を目的でやると集中できなくなります。暗唱しながら法の表面の意味を理解すべきで、どうしてもわからないところはそのまま暗唱しました。そして毎日何ページ暗唱したか記録して、思想業に阻まれるのを避け、毎日暗唱するよう自分を促し、こうして法理も絶えず現れてきました。
私のお腹には茶碗の大きさの腫瘍があります。石のように硬く、すでに3、4年経ちました。私はこれが病業の仮相だと分かっていたため、修煉に対する正しい信念を揺るがすことはありませんでしたが、時間が長くなると、自分は修煉がよく出来ていないと思い、意気消沈の状態に陥りました。毎日煉功し、学法していましたが、精進して着実に修めることができず、修煉状態はずっと不安定で、初志貫徹して、心の底から学法したいというその気持が見つかりませんでした。その時、もう一つの関がやってき来ました。両足の膝が痛くなって階段を下りることも非常に難しくなり、この状態が1年続きましたが、今はお腹の腫瘍がなくなり、膝も治りました。この数カ月間精進し、着実に修めることを通じて、私は大法の超常さを体験できました。
今回邪悪は夫の肉身を直接迫害しましたが、逆に私を目覚めさせました。もしかして、これは師父がこういう形で私を棒喝してくださったのかもしれません。
最後に自分が夫に付き添って、一緒に病業の関を乗り越えたことについての認識について分かち合います。今病業の関に直面した同修に対して、皆ひとつの誤った認識があります。それは「助ける」ということです。出発点はみなどうやって病業中の同修を助けて心性を向上させ、どうやって正念を強めさせ、どうやって生死を放下させるか、どうやって師父と法を信じさせるかなどなどです。自分の達した次元で理解したものを人に押し付け、みな病業中の同修個人の問題だと思います。実際誰一人として何を聞いても自分を修めるべきで、みんな病業中の同修を正念で加持すべきです。どこかの地区で病業が現れたらその地区の皆が内に向かって修め、全体で向上し、全体で他の空間の本地区に対する邪悪の迫害を解体すべきです。同時に生死の関を乗り越える時は、精力を集中して時々刻々強大な正念を保って妨げられないようにすべきだと悟りました。したがって多くの人が参与する必要はなく、参与した人の心性がある位にまで達していないと逆に病業中の同修の空間場に黒い物質を加えてしまい、逆効果になると思います。師父は「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」[2]と教えてくださいました。私たちは今回夫婦二人で正念で関を乗り越えました。現地の同修たちには知らせていません。家族の同修として生活上気をつけて面倒を見てあげ、正念で彼を導いて、三つのことをしっかり行ない、共に精進さえすれば師父の加持の下、乗り越えられない関はありません。
師父の慈悲なる救い済度に感謝します! さらに各地の知りあいの同修、知らない同修たちの正念による加持に感謝します! 全ての大法弟子たちが新しい1年を共に精進し、着実に修め、先史に立てた大いなる願をやり遂げて、師父について家に戻るよう希望します。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『正念』
[2] 李洪志師父の著作:『洪吟 二』「師徒の恩」