大連の李寛さんが連行 娘の面倒を見る人がいない
【明慧日本2018年3月19日】遼寧省大連市の法輪功学習者・仲淑娟さんの夫・李寛さんは3月7日午後、甘井子(かんせいし)裁判所の裁判官に電話で呼ばれたまま行ったきりで、いまだにまだ戻っていない。家には精神異常の娘が父親の帰りを待っている。
3月7日午前、李さんは裁判官に電話で呼ばれた。精神異常の娘の面倒を見る人がいないため、午後、隣人に娘のことを頼んだ。しかし、李さんは行ったきりになり、3月8日の時点ではまだ戻されていない。
その期間、街道関係者は李さんの自宅を訪ね、「通知があったから確認しに来た」と言った。また娘の面倒を見ている隣人に「食料があるから、子供に食事を作ってあげて」と言って帰った。
李さんは法輪功学習者・仲淑娟さんの夫である。仲さんは2016年6月28日、春海派出所に身柄を拘束され、留置場に1年8カ月間拘禁された。2017年4月に不当な裁判が行われたが、判決は出なかった。
李さんは旧正月の前にも裁判官に呼ばれ、書類にサインを強いられたが、断った。
現在、娘の病状はひどく、毎日眠れない日々を送っているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)