救われた生命は幸せ者です
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年6月28日】法輪功真相を伝える時、様々な人と事に出会います。中なかには聞いてくれない人や毒舌な人、暴言を言う人もいますが、しかし、多くの人は理解と支持を示してくれて、感謝の意を表してくれました。近年、同修達が異なる形で真相を伝えることによって、今、真相を分かる人の数がますます多くなり、一部の真相を知った人は、二言三言を勧められるとあっさりと三退に賛成してくれて、また、進んで同修を探して三退の意を表す人、家族のために三退手続きをしたい人もいました。

 救われた生命は幸せ者

 ある冬の夜、私は自転車に乗って仕事から帰宅した時、すでに真夜中でした。天気はとても寒く、しばらく自転車を漕いでいると、前に1人の人が自転車を漕いでいるのを見ました。私は彼を追いかけ、彼と並行して、「こんばんは。帰りが遅いですね」と声をかけました。彼は振り向いて、「ちょっと用事があってね。やっと終わったところだった」と返事をしました。「お聞きしたいですが、三退をして平安を守ることをご存知ですか? つまり今まで中国共産党や、共産主義青年団、少年先鋒隊に入った事があれば、早く脱退する声明をして平安を守ることですが、ご存知ですか」と聞きました。彼は「聞いたことがないですね。知らないですよ」と言いました。「じゃ、中国共産党の関連組織に入ったことはありますか? 或いは赤いネッカチーフをつけましたか?」と聞くと、彼は「私は共産党員です」と答えました。私達は並んで自転車を漕いでいるため、距離がとても近く、その上、周りが静かだったので、私はまず「蔵字石」の事を話し、そして、「4.25」陳情の真相、「天安門焼身自殺」の真相を話しました。彼はずっと真剣に静かに聞いていました。最後に、中国共産党から脱退するよう、中国共産党が滅びる時、その副葬品にならないようと私は勧めました。

 突然、彼は自転車を止めました。私も彼について自転車を止めました。そして、彼は私の手をしっかりと握ってとても感激して、「ありがとう! ありがとう! あなたは本当に私のために言っていることが分かりました。本当に感謝します。私は退きます……」と言って、その時、彼は目には涙が溢れていました。その場面は今でもありありと私の記憶に残っているのです。

 彼が救われたことをとても嬉しく思いました。「感謝するなら、どうか私達の師父に感謝してください。法輪功の師父は私達に人を救うように教えて下さっていますから。法輪功の人は真・善・忍に基づいて、人に誠実で、優しく、何事も人のために考え、良い人になるようにしています。ぜひ『法輪大法は素晴らしい』と覚えてください」と言うと、彼は「はい、しっかり覚えました」としきりにお礼を言いました。

 また一度、手に数珠を持っている年配の女性に真相を伝え、三退をさせた後、私はさらに法輪功の真相を話しました。この方はとても感激して、丁重に両手を合わせて私に謝意を表してくれました。そうですね、救われた生命は幸せなものです。1人の命が救われることは、もしかしたら一つの巨大な生命の群が救われることになるかもしれません。人間の次元に反映されると、それは世間の人が師父に対して、大法に対して、真摯に感謝の意を表す形となるでしょう。

 「あなた達は人を救う素晴らしいことをやっている」

 ある団地で起きたことでした。あるマンションの前に、男の人が手に果物が入った手提げを持って、建物に入ろうとしました。彼は急いでいる様子で、マンションの正門に入るところでした。

 彼に真相を伝えるため、私は「こんにちは!」と後ろから声をかけました。彼も自分が呼ばれていると意識して、すぐに足を止め、すでに建物に入ってしまいそうな体をまた出して、私を見て「私を呼んでいるのですか?」と聞き返しました。私は笑顔で礼儀正しく、「ええ、そうです。お仕事から帰って来たのですか?」と言うと、彼は「ほら、今仕事から帰ってきて、市場ですこしみかんを買ってきたところです」と言いました。「ちょっとお時間をいただきたいですが、三退をして平安を守ることをご存知ですか? つまり、中国共産党、共産主義青年団、少年先鋒隊から退くことです」と私は言いました。

 その話を聞くと彼は笑顔を見せ、「ほら、いたるところにあるじゃありませんか? 紙幣にも、壁にもあるし、そして電話を受けたこともありますよ。この廊下にもしょっちゅう貼ってありますからね」と言いました。そして、「以前、私は生まれた出(生まれた家庭がどの階級に所属するか)がよくないため、共産党と青年団には入っていません。小さい頃、赤いネッカチーフだけをつけました」と言いました。「少年先鋒隊でも中国共産党の一部です。あなたはそのために一生を捧げると誓いましたね。ですから、心からその邪悪の組織から退かなければなりません。別名を作ってあげますから、退いてください」

 彼はあっさりと承諾して、「いいよ。いいよ。ありがとう! あなた達の小冊子(真相材料)をよく読んでいるから、この事を知っていますね。あなた達は人を救う素晴らしいことをやっているから」と言いました。彼は脱退を表明し、とても嬉しそうに手を出して、私と握手して別れを告げました。

 「自らネットで脱党声明を発表する」

 ある日曜日、同僚と一緒にモーターショーを見に行きました。展示会場に来た時、ある中年男性がそこに立っているのを見て、私は彼に声をかけました。彼も車を見に来ているため、私達は車のデザイン、性能、仕様などについて話をしました。少し会話を交わしてから、「三退のことをご存知ですか」と聞くと、彼は「知っています。知っています。党、団、隊から脱退することでしょう。以前、私に勧めてくれた人もいたし、海外から電話をもらったこともありました」と言いました。

 更に話をすると、彼は退役軍人だと分かりました。以前の経験からすれば、彼は中国共産党員であろうと推測しました。そこで、「あなたは共産党員でしょう」と言うと、「そうなのです。すでに20年にもなりました」と彼は言ったので、「三退のことをご存知であれば、共産党員でしたら、早く脱党してください。共産党の組織に申し出る必要もないし、ただ心の中で脱党すれば結構ですよ。三退をする人には福報が訪れます」と私は言いました。

 「何度も人に勧められました」。私は笑顔で「あなたは人がいいから、ご縁があるからじゃないですか」と言うと、彼も笑顔を見せで頷きました。

 彼と展示会場で歩きながら話し、貴州の蔵字石に自然に出来た「中国共産党亡」と6つの文字のことに言及すると、私は「古代には秦が滅びるという石があって、昨今、中国共産党が滅びるという石もありました。それは人々に天の啓示として示され、世間の人に早く神様に淘汰される中国共産党から退くようと警告しているのではないでしょうか。三退をするのは賢明な選択です」と言いました。そして、ネット封鎖を突破するソフトを彼に渡して、「ご自分でネットにアクセスして、いろいろ調べて見てください。きっといろんなことが分かりますから」、そして、「ネットでも三退する声明を発表することが出来ます」と言いました。その後、彼に脱党を勧めたら、彼はとてもあっさりと承諾しました。

 彼に別名を作ってあげようとしましたが、彼は「大丈夫です。安心してください。このネット封鎖を突破するソフトがあれば、私は自分で声明を発表します。必ず退きます。これに詳しいですから(ネットアクセスのこと)。家に帰ったら、家族も誘って一緒に退きます。もうこの機会を逃すことをしません」と彼は言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/15/364143.html)
 
関連文章