【明慧日本2018年11月4日】33回目のぺあせろべ(PEACE&LOVE)広島国際交流フェスティバルが、2018年10月28日、広島市中区の中央公園芝生広場で開催された。当日、ハンガリー、インド、モンゴルなど29団体が世界各地の自国の文化を披露した。その中で、中国の伝統文化を代表して法輪功団体も招待され、このイベントに参加した。
イベントの中では舞踊のステージや各種ブースの出展があり、多種多様な娯楽コーナーが立ち並び、多くの来場者を招き入れた。法輪功学習者たちが舞台の上で、中国の伝統的な腰太鼓の舞と法輪功の五式の功法を披露すると、多くの観客は法輪功の動作を一緒に真似た。また、広島市内に住む多くの華人たちも敬服したような表情で、法輪功のステージを見た。中国から親族の訪問で来日した教師は「法輪功を学んでいる数人の同僚が、迫害の環境の中で十数年の間、すべてにおいて大きな打撃を受けました。停職され、給料が支払われなくなりました。中国の国内ではあなた達に対して、政府の厳しい弾圧は不公平すぎるとみな感じています。あなた達はみんな容易ではないと思っています」と学習者に話した。
公園の芝生広場の周囲には各種の民芸品や健康に関するもの、美食や娯楽関連のもの、手作りの作品の展示など色とりどりの展示ブースが立ち並んだ。その中でも法輪功団体の展示ブースでは、折り紙の蓮の花の手作り体験コーナーや中国伝統の茶葉蛋(チャーイエダン・香料の味がしっかり染み込んでる味付き煮込み卵)の試食コーナー、法輪功を紹介する資料が用意された。来場者は続々と法輪功団体のブースを訪れた。法輪功のことを初めて聞いた人達も、以前からある程度のことを理解した人達も、皆が法輪功に対して親しみを感じて、多くの人が法輪功を学びたいと話した。
訪れて来た数人の来場者は「法輪功、よく平和公園であなた達を見かけます」とか「今後、自分もやってみたい」と言った。ある女性は「昨日突然、そろそろ気功を始めようかなと思いました。まさか今日、本当に気功に出会えるなんて」と嬉しそうに話し、法輪功学習者の連絡先を聞いた。もう1人の女性は「とてもいい感じですね。ただ私は広島の安佐北区に住んでいるので、ちょっと遠くて不便ですね」と困っている様子であった。法輪功学習者は「その近くの可部公民館で無料で教えていますよ、明日、こちらの公民館でもあります」と伝えると、女性は詳しい情報を確認したあと、「では明日、行ってみようかしらん」と話した。
中国の内モンゴル自治区から来た若い男性とモンゴル国出身の彼女がペアでここを訪れた。2人は法輪功の話をすんなりと受け入れ、若い男性はその場ですぐに中国共産党の少年先鋒隊から脱退した。そして、法輪功学習者と連絡先を交換し、法輪功のイベントがある時にまた来ると話した。
イベントが終了した当日、ある市民から法輪功学習者のところにメッセージが届いた。「こんにちは、皆さんお元気そうで何よりです。しばらく腰が悪くて、ずっと病院に行っていました。3年ぶりにぺあせろべに来て、暖かくて爽やかな気持ちになりました。また、お逢いしましょう。そのときはよろしくお願いします」