楽曲：山のように胸懐

 

作曲／オーケストレーションTONY CHEN

　【明慧日本2018年12月1日】師父は「本当に静かになることができる時、その一念で十分天地を驚かし、できないことは一つもありません。すぐにあなたが覆っている範囲内の全てを定め、抑制してしまうかのようになります。あなたは一つの山のように、すぐにそれらを抑制することができます」[1] と説かれました。

　ある時期、本当に師父のおっしゃった通りのことを、私は体験したました。その頃、発正念のとき、多くの雑念や良くないものを抑制すると、自分は雄大な山のように巨大で揺れ動かないのです。この体験を元にしてこの曲の創作のヒントを得ました。この曲の伝えたい趣旨は、純正な正念はまるで巨大な山のごとくすべての邪悪を抑制し、取り除くことができることを表現しています。大いなる正念の現れは慈悲なる胸懐（きょうかい・むねのうち、心のうち）も雄大な山のごとく広大で、しかも多くの生命のために風雨や苦痛、圧力を耐え続けています。そして、広大無限な天地を讃（たた）え、すべての生命は創世主の智慧と偉大さを賛美しています。それなので、この曲を「正念は山の如く」とも名付けています。

　注：
　[1] 李洪志師父の著作：『各地での説法三』「大ニューヨーク地区法会での説法」