善良なビル管理者が有罪判決され 憤慨の声
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 【明慧日本2019年3月11日】山東省シ博市張店区の法輪功学習者・姜玉芹さん(60)は2018年10月、張店区裁判所に懲役1年の実刑判決を言い渡され、すでに山東省女子刑務所に拘禁されたことが分かった。

 2018年5月29日、張店区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の二十数人の警官らは、突然姜さんの家に押し入り、姜さん夫妻を連行し、法輪功の書籍二十数冊と現金6000元以上を押収した。その後、姜さんの夫は解放されたが、姜さん自身はシ博市留置場に拘禁された。

 情報を知った隣近所の人たちから、「姜さんのような良い人まで連行され、今の世の中はいったいどうなっているの!」とか、「姜さんのような人を連行するとは、本当に道義的に許されないことだ!」と憤慨する声が次々に上がった。また、何事もなかったかのように おかずなどの食べ物を、姜さんの家に届けた人もいた。 

 姜さんは裁判にかけられた期間中、所在地区の張店河濱コミュニティの住民達は、手紙やビデオ・コメントを次から次へと張店区裁判所に郵送して、姜さんがなかなか得難い良い人であることを証言し、裁判所に冤罪を作らないように勧めた。情報筋によると、コミュニティ住民委員会の主任・李成は、姜さんが裁判にかけられた情報を知った後、自ら証明する書類を書いて張店区裁判所に手渡し、姜さんが良い人であることを証言したという。

 姜さんは法輪功を学んでからは、万事において「真・善・忍」の基準に従って自分を正した。姜さんは脳出血で寝たきりになった姑を、最後まで世話をした。隣近所の人たちは、優しく姑の面倒を見続けていた姜さんに感心したという。

 ビル管理者の姜さんは連行される数日前、ビルの下水管が故障して、修理するのに高い費用がかかると言われた。しかし、姜さんは黙って自ら修理する費用を負担し、業者に頼んで速やかに直させた。この件でビルの住民が、次から次へと住民委員会に情況を説明し、「姜さんを表彰すべきだ」と言った。

 青島市上合サミットの前に各町内会は、団地内の法輪功学習者の状況を報告するようにと、各住民委員会に要請した。主任の李成は、姜さんの状況を張店区スタジアム事務所に報告した。張店区スタジアム事務所の人員はまた、迅速に張店区610弁公室と張店区国内安全保衛部門に報告した。そこで間もなく、二十数人の警官らがやって来て、姜さんの家に不当に侵入した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/2/26/383209.html)
 
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