山東省女子刑務所における迫害の実態
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 【明慧日本2013年12月23日】山東省女子刑務所は多数の法輪功修煉者を拘禁し、残酷な迫害を行うことで知られており、辛い労働を強いられる日々のなか、修煉者に詳細不明な薬物を注射・投薬するなどの手口を好んで使用している。
 
 修煉者は、この施設で長期的に毒物を投与されたことにより眩暈、憂鬱、昏睡、無力感、各種の異常な状態が続いている。この毒薬投与で寝たきりとなった人もいる。
 
 山東済南華玫会社は山東女子刑務所と取引をし衣服の製造・生産の拠点としている。施設はこのようなアパレル(既製服業界)関係の得意先を数社持っており、10数年間の取引で莫大な売り上げを上げ、昨年の営業利益だけで3850万元にも上ったという。
 
 そのため、修煉者達は大量生産のもと、一日中睡眠をはく奪され、深夜まで辛い労働を強いられている。女性であるにもかかわらず、持ち上げられないほどの重い荷物を背負わされている。こうして、日を追うごとに修煉者達の体を衰えさせる卑劣な迫害手段も企てられた。
 
 また、修煉者達の基本的人権をはく奪し、蹂躙している。例えば面会の権利があまり許されず、許可されても、1カ月に1度・20分の時間しか与えられない、面会者数は3人までで、各種の制限をかけられている。
 
 施設内での暴行も常に行われている。ある修煉者は深夜、煉功しているときに発見されたため、拷問に協力する受刑者らに囲まれて集団暴行を加えられた。こうして暴行が終わるまで、顔を出したり、暴行を止めさせたりする看守は1人もいなかったという。
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/12/21/284305.html)
 
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