文╱中国の大法弟子
【明慧日本2019年5月19日】私は2010年から修煉を始めた大法弟子です。今年62歳で、法を得る前の私は全身が病気だらけでした。眩暈(めまい)、頚椎(けいつい・首の骨のことで、脊椎のくびの部分)の痛み、胃炎、心臓病、そして腎臓結石で酷い腹痛に襲われ、歩くことも出来ず、30分毎にトイレに行き、長期に渡って満足に寝ることが出来ませんでした。6年の間病気に苦しめられ、生き地獄の中で涙で顔を洗うように、毎日涙を流していました。
正になす術のない窮地に陥った時、ある法輪功修煉者に会い、彼女は大法の真相を教えてくれました。私は少先鋒隊から脱退し、心を込めて「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい!」と念じました。3日間しか念じなかったのに、よく眠れるようになり、病気も治り、元気になりました。本当に不思議でした!
私の感激は言葉で表現できず、彼女にお礼をしようとしました。彼女は「私にお礼をしないで、大法の師父に感謝して下さい!」と言いました。そして「あなたは法輪功を学びたいですか?」と聞かれ、「この功法は本当に素晴らしいです。学びます!」と答えました。そこで彼女は『轉法輪』を読むようにと言って渡してくれ、五式の功法も教えてくれました。それ以来、私は返本帰真の道を歩むようになりました。
私は自分の命が師父から与えられたことを深く理解し、学法し、煉功をして決して怠けませんでした。師父のおっしゃる通りに行い、自分をよく修め、衆生を救い、師父の救い済度の恩に報いるように努めました。
真相を伝え、人を救う
私は大法によって生まれ変わり、大法の素晴らしさをもっと多くの人に伝えようと、至る所で法輪功の真相を伝え、毎日出かけて真相を伝え、人を救うことを続けました。極めて特殊な状況でない限り、雨天の日でも決行し、半日は家で学法をし、半日は出かけて真相を伝えました。真相を伝えることを喜びに思い、他の2人の同修と遠い所に行って真相資料を配る時もありますが、ほとんど1人で出かけて法輪功の資料を配り、迫害の真相を伝えました。最も多い日は20人以上を三退させ、少ない日でも2人を三退させました。いつも師父がそばにおられ、全ては師父がされていることで、私はそこに足を運ぶだけだと深く知っていました。
心に人を救おうとする一念があると、師父は縁のある人を按排されました。ある日、以前住んでいた所に行くと、後ろから走って来る足音が聞こえてきました。知り合いの王姉さんがわざわざ私の前まで走って来て、私を確認し、驚いて「あなた、どうしてこんなに変化が大きいの? 以前と全く違うではないの。当時のあなたはちっとも元気がなく、話すのも、歩くのも力が無かったのに今は生き生きとし、元気いっぱいね。肌の色は白くて、以前は痩せていたけど今は太ってきて、20歳くらい若返ったようね。どうしたらこんなに良くなるのか、早く教えて!」。私は「法輪功を1カ月と3日しか煉ってないのに、このように大きな変化があったのよ」。「あ、あなたは法輪功を煉っているの? 天安門焼身自殺はいったいどういうこと?」と聞かれ、彼女に次のように伝えました。「天安門焼身自殺事件は江沢民が法輪功に罪を着せようと計画したことで、全部が嘘です。王進東は服も燃えているのに、髪の毛はぜんぜん燃えておらず、両足の間のペットボトルも全然燃えていなかったの。警官らは二十数個の消火器を使い、2分もかからずに火を消したのよ。消火器を持って巡回する警官など、見たことないでしょう?」と問いかけました。
私は続けて「王姉さん、法輪功は高いレベルの佛家修煉大法で、性命双修の功法です。心性を修めるばかりでなく、人の本体も変えることができます。法輪功は真、善、忍という宇宙の最高特性を判断の基準としており、今、世界中で100を超える国と地区の人達が法輪功を煉っており、病気治療と健康保持において優れた効果があります。あなたが今の私を見たら全てが分かるでしょう。私の身体が以前どうだったか、あなたは知っているはず。私が引っ越した理由も、階段を上るのがきつかったからでしょう」彼女は「私は知っている。あなたの今の様子を見て、私はこの功法が必ず良いものだと信じるよ」と言いました。
私は続けて彼女に「天は中共(中国共産党)を滅する」「三退して平安を保つ」ことを伝えました。王姉さんは喜んで共青団と少年先鋒隊から脱退しました。
ある日、路上で2人の青年が道端でバスを待っているのを見て、私は近づいて彼らに話かけました。私は彼らに何の仕事をしていますか? と聞きました。彼らは「今は何でもやりにくく、金銭を稼ぐのが難しく、一日中必死に働いても少ししか稼げない、と話しました。彼らは話しながら罵り始めました。共産党はあまりにも悪い、腐敗しきっていて、上から下まで貪らない官吏がおらず、本当に悪事の限りをやり尽くしている。共産党は私達庶民に本当に害を与えた。私に銃があれば共産党を殺すぞ」と怒りをあらわにしていました。
私は「共産党が民心を得ず、民心を失っているのは既成の事実です。共産党が悪事を働くと天もその人を探して収支のけじめをつけるでしょう。貴州省平塘県掌布郷にある巨石の断面には天然で形成された大きい六つの文字『中国共産党亡』があり、これは天が既に中国共産党に死刑を下したということです。天が共産党を滅ぼす前に、良い人は残すべきです。『三退して平安を保つ』ことを聞いたことがありますか? 今、国内外で3億に近い人々が中国共産党の党や団隊組織から脱退しました。あなた達は党、団、隊に加入したことがありますか?」と話すと、2人は「全部入ってますよ」。「あなた達は心から脱退すると言って下さい。脱退したその瞬間から天はあなたを守り、大きな災難が来た時、あなた達とは関係なくなります」と伝えると、彼らは「私は全部脱退します」とはっきりと言いました。続けて2人に法輪功の真相を伝えました。「天安門焼身自殺事件は嘘で、中国共産党が自作自演した芝居です。法輪功があまりに正道なので、江沢民は非常に恐れたのです。今香港、台湾、マカオおよび全世界に法輪功を学んでいる人が大勢います」と話しました。2人は真相が分かり、法輪功の真相資料を喜んで受け取り、何度も有難うと言いました。
真相を伝え、人を救う過程で「私に銃があれば中国共産党を殺すぞ」という人によく会います。中国共産党が本当に民心を得ていないことが分かります。中国の全国民が真相が分かり、中華民族に憑いている、人類の道徳を滅ぼす邪霊をはっきり認識した時、それを解体する日はもう遠くありません。
利の心を放下する
私が法を得て間もなく、利益にかかわる試練がやって来ました。ある日、妹が電話で「やばい! 友人が私から借りたお金を返そうとしない、お金を借りた人が逃げたんだよ!」と言いました。私はそれを聞いて、ショックで急に頭がぼんやりとしてしまいました。
実情はこうです。私は古い家を売って新しい家を買い息子に住ませ、残りのお金で家をもう1軒買って自分が住もうと思いました。この時、妹から「姉さんもし家を買わないのなら、そのお金を1年間貸して下さい。私の商売がうまく行けば、姉さんにお金を足して返し、もっと大きな家を買えます」と電話がかかってきて、夫もそれを聞き同意しました。そこで私は妹に35万元を全額渡しました。結局妹の商売はうまくいかず、妹は元金だけ返すのは面子が立たないと思い、友人から高金利で金をを借り、私から5万元を借りて、合わせて40万元をそろえて、いずれ月々3%の利息を払うことにしました。娘は自分の舅にお金があると言いました。娘の舅も聞いて同意しました。妹の友人はまた他の高利貸し業者に金を預け、今その業者が逃げて、友人も返そうとしません。そこで妹は火がついたように焦り電話をしてきて、私に自分の友人の家に行って、お金の返済を求めるように言いました。
私は師父に線香をあげて、師父の写真の前に跪き両手を合わせて合掌し「師父、私は大法弟子で、大法の真・善・忍の基準に基づいて行なうべきで、師父に恥をかかさず、大法に泥を塗らず、彼と争いません。私は善なる心で彼を感化させます。師父、ご安心下さい」と言いました。私は妹の友人の家に行くと、相手はとても丁寧に「姉さん、あなたは私の家で数日間過ごして下さい。お金をそろえてあなたに渡したら、その時に帰って下さい」と言われ、私は「それなら、あなた達に感謝します」と言いました。7~8日間過ぎて彼は10万元を借りて来て「何日もいてもらったのに、申し訳ないですが、私はあなたから借りただけでなく他の人からも借りており、その家でもお金を待っています。子供の留学費用に必要だと言われました」。私は「子供が学校に行くのが先です。あなたはお金を彼に先に返しなさい」と勧めました。彼は感激して「姉さん、あなたは本当に良い人ですね!」と言いました。「私は法輪大法を修煉しています。師父は私達に良い人になり、いつも他人のために考え、善なる心で周りの人に接するように教えてくださいました」
続けて彼に大法の真相と三退して平安を保つことを伝えました。彼の妻は元々腰椎が痛かったのですが、真相が分かった後すぐ良くなり、私に何度もありがとうと言いました。夜トイレに行こうとして手でドアを推すと、ドアノブがツツと火花を発したので驚いてトイレに入れず、ドアノブが漏電したと思いました。帰って寝ようと手で布団に触ると稲妻が手を打ち、私はびっくりしてしまいました。
至る所に稲妻が走り、私は師父が『轉法輪』でおっしゃった「朝起きたら、手が触れるところすべて帯電するようなので、」[1] をすぐ思い出しました。師父は私が正しく行い、心性が向上したので、私の功を伸ばしてくださったのだと思いました。
そういう経緯で妹夫婦の家の家事は全部私がやることになり、私は午後から市場に行って買い物をし、真相を人々に伝えて救い、夜は学法をし、朝は煉功をしました。妹の夫は冗談で「姉さんが家にいると俺は安心だ。保母さんを雇って給料を出す必要もないし」と喜んでいました。娘は「舅と夫が不満をこぼし、お金を持ってこないと生活ができない」と頻繁に電話をしてきました。妹は妹で電話をしてきて「姉さん、今夜12時出かけて避難して。私は爆薬で彼らを全部爆破して殺す」と言い出しました。私は「妹よ、衝動的にならないで、相手を爆破して殺すとあなたも生きることができないわよ」と言って諭しました。妹は「私は一文無しで、生きていて何の意義があるの!」。「私は避難しないわよ、私もろとも爆破して殺しなさい」と言うと、妹は烈火のごとく怒り狂って「役に立たない姉さんだ、今後、二度とあなたを相手にしない。もしもあの時、私にお金を貸さなかったらこんな事は起こらなかったわ!」と言いました。あれから数年過ぎましたが、今になってもやはり私を相手にしてくれません。妹が私から借りたお金は返さなくても良いことにしましたが、家族の中で誰一人として、私を理解してくれませんでした。
その後、友人は私を探して「私の家の状況をあなたも見たでしょう。私はきっと何とかします」と言い、数日後に、10万元を返してくれました。お正月が過ぎ、嫁は私をまた借金回収に行かせようとしました。私は「明日行きます。お金を取り戻さないと私はここへは帰らないわ。私はそこで家を借りて、商売をし、三つのこともできるわ」。翌日、抱輪をしていると、ある声が「あなたが行って、ここから離れると、あなたの修煉はどうするのか?」と、頭に入ってきました。それで私は嫁に「私はもう行かないわよ。以前、身体が悪くて子守りもできず、何もできなかったのに、大法を修煉して身体が良くなり、私達は大法の要求に従って行うべきでしょう」と言いました。それ以来、嫁は私に「貸したお金を回収してくるように」と二度と言いませんでした。
師父は次のようにおっしゃいました。「修煉者は自然に任せることを重んじるべきです。自分のものなら、無くなることはないし、自分のものでなければ無理に争っても得られません」[1] 私は師父のこの法に関してさらなる理解を持つようになりました。修煉者が正しく行うと、師父は最も良いものを按排されます。現在、私は安心して三つのことができるようになり、一日中楽しく過ごします。息子の仕事にも転機が現れて給料も上がり、嫁も気にいった職に就き、家をまた3戸購入しました。夫も大法を修煉し、三十数年間続いた高血圧も治りました。
私達家族はみな師父を敬い、大法を敬い、大人、子供にかかわらず美味しい物を買うと、全部師父に捧げます。私達一家族はみな師父の慈悲を浴びて暮らしています。この事を通じて私は、修煉者は大きな難に遭ってもさほど大したことではない、と悟りました。大法だけが私の心の中で最も大切なものです。
8年間の修煉過程を回顧してみると、私の成長する毎に、心性が向上する過程で、師父の無量の心血が注がれていることがわかりました。私は心でずっとこのように叫びたいのです。私にはこの世で最も最も偉大なる師父がおられ、最も偉大なる法があり、最も素晴らしい大法の弟子をつくり上げています。私は精進し、もっと精進し、さらに精進して、着実に自分をよく修め、人を多く救うことで、師父のご恩に報いるだけです!!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』