G20を控え大阪・神戸でパレードを通じて真相を伝える
■ 印刷版
 

文/日本の法輪功学習者

 【明慧日本2019年6月15日】G20大阪サミットが6月28日と29日に大阪で開催されるのに合わせ、法輪功への迫害停止を訴えるパレードが6月8日に大阪で、6月9日に神戸で行われた。G20大阪サミットでは主要国から大臣級の閣僚が集まり、それに合わせて大阪と神戸のパレードを通じて「中国での法輪功迫害の即時停止」、「中国での臓器狩りを止めさせよう!」というメッセージを日本社会に向けて発信した。

 大阪市の中心部でのパレード

 初日の6月8日の午前、学習者たちは大阪城公園(Osaka Castle Park)で法輪功の煉功の実演を行ない、大阪城公園内の大阪城の天守閣の真下でも法輪功の実演が行われた。

 初日のパレードの出発地は愛染公園で、パレード出発前に上畠寛弘・神戸市議会議員が学習者にエールを送った。同氏は2年前までは鎌倉市議会議員で、鎌倉市議会議員時代、臓器移植関連法の改正に向けた意見書を鎌倉市が取りまとめるにあたって尽力した。当時、中国大使館から様々な妨害があったが、同氏は鎌倉市議会で意見書を提出し、それを可決した。同氏は「意見書の内容は臓器移植についての改正ですが、鎌倉市議会における意見書の画期的な点は、地方自治法99条に基づいた公文書である意見書に堂々と『法輪功学習者の方々に対する迫害』と書かれていることです。『法輪功』という言葉が、日本の市議会の公文書として明確に書かれて可決したのは、日本で唯一ここだけです」と語った。

'图1:支持法轮功学员的上畠议员'
学習者にエールを送る上畠議員

'图2~3:大阪繁华街上的游行场景'
大阪繁華街でのパレードの様子

 大阪で勤務する岡野さんに学習者が中国で法輪功が迫害されている真相を伝えると、岡野さんは「このような迫害が世の中にあるということは衝撃的なことなので、今日のこの活動を見守り、このような迫害のない世の中になればいいと思います」と語った。

'图4:在大阪工作的冈野先生'
大阪で勤務している岡野さん

 富田林市から大阪市に遊びに来た藤井さんに、学習者が中国共産党の臓器狩りの真相を伝えると、藤井さんは「中国共産党はそんなことをやっているのですか! まったく知りませんでした。皆さん頑張ってください」と学習者にエールを送った。

'图5:声援学员们的藤井先生'
学習者にエールを送る藤井さん

 散歩しに来たという地元民の大西由紀子さんに、学習者が中国で法輪功が迫害されている真相を伝えると、大西さんは「法輪功は効果があると聞いています。中国共産党が滅びた後は、法輪功が精神的な支えになっていくのではないでしょうか? キリスト教も最初はとても迫害されましたが、それを乗り越えて逆に、その後の長い歴史を支える精神的な支えになりましたからね。法輪功がこれからの中国を導いていく、心の支えになっていくのではないかと思います。法輪功の話はよく聞きます。大変だと思いますが、頑張ってほしいです」と語った。

'图6:大西由纪子女士:“虽然很辛苦,希望大家努力下去”'
大西由紀子さん「大変だと思いますが、頑張ってください」

 姫路から大阪観光に来ていた本庄浩一郎さんに、学習者が中国で法輪功が迫害されている真相を伝えると、本庄さんは「法輪功が江沢民から弾圧を受けたことはよく知っています。臓器狩りのこともYouTubeで見ました。皆さん、頑張ってください」と語った。

'图7:本庄先生:“大家一定要努力。”'
本庄さん「皆さん、頑張ってください」

 三重県から大阪観光に来たという男性に、学習者が煉功のやり方を教えると、男性は「疲れが取れた感じがします。これからは法輪功をやってみます」と言いながら、法輪功を紹介するパンフレットを読み始めた。

'图8:男士观光客:“今后会试着学炼法轮功”'
「これから法輪功をやってみます」と語る男性観光客

 また、中国から大阪へ観光にやって来た䋡香さんは、煉功の実演を見た後、「法輪功は健康にとてもいいのでしょう? 知っていますよ」と言った。

 学習者の張敏さんはパレードに先立ち「中国共産党の法輪功への迫害が始まって20年が経ち、多くの法輪功学習者たちが酷い迫害の被害に遭い、中国共産党の臓器狩りの悪行は全世界が知っています。今日のパレードで大阪の皆さんの目を早く覚まし、1日でも早く迫害を停止させたいと思います」と語った。

 神户市の集会パレードに、数人の政界の要人が応援に駆け付ける

 2日目の6月9日、学習者たちは再び神戸に集合し、パレードを行なった。パレードの出発地は三宮にある東遊園地公園で、ここへは多くの議員や弁護士も集会に駆けつけ、法輪功学習者たちにエールを送った。

 徳永信一弁護士は法輪功に対して支援を行なっている人権弁護士で、法輪功学習者への迫害について15年前に裁判を起こして以来、法輪功を支持しているという。今回のパレードの開催にも中国大使館からの妨害や圧力がかかっていたことを同氏は知っており、日本社会における人権がどのような状態にあるのかを見きわめ、そして、今回のパレードが平和的に行なわれて成功し、多くの日本人に対して真実が何かということについて、目を見開く機会になってほしいと語った。

'图9:声援学员们的德永律师'
学習者たちにエールを送る徳永弁護士

 和田有一朗・兵庫県議会議員は、「中国における臓器移植を考える会」(SMGネットワーク)における地方議員ネットワークの賛同議員としても名を連ねており、「法輪功学習者が正しい情報を伝え、多くの人々に伝えるということがとても意義深いことであります。なぜなら、日本のマスコミは法輪功に関する正しい情報を伝えていません。だからこそ、私たち一人一人が日本人の一人一人に伝えていかなければなりません。法輪功学習者が伝えようとする姿は伝わっていくはずです。これからも、さまざまな圧力に屈することなく正しい情報を日本人の皆さんに伝え、中国で迫害を受けている学習者が1日も早く解放されることを祈っています」と語った。

'图10:声援学员们的和田议员'
学習者たちにエールを送る和田議員

 「中国における臓器移植を考える会」(SMGネットワーク)の地方議員ネットワークの賛同議員としても、名を連ねている長瀬猛・兵庫県議会議員も集会に駆けつけ、発言。

'图11:声援学员们的长瀬议员'
学習者たちにエールを送る長瀬議員

 初日に引き続き2日目も集会に駆け付け、学習者にエールを送った上畠寛弘・神戸市議会議員は、「中国における臓器移植を考える会」(SMGネットワーク)の地方議員ネットワークの賛同議員としても名を連ねており、「全国各地の同士の議員や法輪功学習者と共に、明日の未来を明るいものにしていきたい。未来は明るいものと信じて共に頑張っていきましょう」と語った。

'图12:再次到场声援学员们的上畠议员'
学習者たちにエールを送るために、再び集会に駆けつけた上畠議員

 上畠議員が鎌倉市議会で意見書を可決させた時に、メディアの立場で唯一協力したのが川上朝栄氏であった。同氏は元産経新聞の記者で、今回芦屋市議会議員に当選した。同氏は「今後は芦屋市からも情報を発信し、学習者一人一人の声を神戸の地から発信していかなければなりません」と語った。

'图13:声援学员们的川上先生'
学習者たちにエールを送る川上氏

 集会において、学習者たちは法輪功の五式の功法の実演も行なった。第式の功法が行なわれている時に、バスツアーで神戸を訪れたという80歳の橘さんが足を止めた。学習者が橘さんに法輪功の功法について伝えると橘さんが「座禅と言われても、この年になると座禅をして座るのも大変なんですよ。もう80歳ですから」と言うので、学習者は橘さんに「80歳から法輪功を学び始めた人もいるんですよ」と伝えると、法輪功に対して関心を持ち始めた。

'图14:随团队来神户旅游的橘先生'
バスツアーで神戸を訪れた橘さん

 学習者たちが動功の実演を行なっていると、東遊園地公園を散歩しに来たという地元民の田中さん夫婦がここを訪れた。そこで、学習者が田中さん夫婦に法輪功の功法について説明すると、法輪功の資料を受け取り、喜んで帰って行った。

 散歩中の地元民の平原さん夫妻に、法輪功がひどく迫害されている真相を伝えると、平原さんは「こういうことをあまり知らなかったので、また勉強してみたいと思います」と語り、奥さんも「以前テレビで法輪功のことを見たことがあります。その時、これはひどいなあ、と思いました。それからしばらくの間、法輪功についてはテレビで見ていませんでしたが、最近またテレビで法輪功のことを見ました。今日この資料の写真を見て、ショックを受けています。こんなことが人間にできることなんでしょうか? 今まではよくわかりませんでしたが、迫害の説明を聞いてよくわかりました。ありがとうございました」と語った。

'图15:平原夫妇:都听明白了'
「説明を聞いてよくわかりました」と語る平原さん夫妻

  集会が終わるとパレードは東遊園地公園から出発した。

'图16:从东游园地公园出发的游行队伍'
東遊園地公園を出発するパレード隊

'图17:元町繁华街上游行的学员们'
元町の繁華街をパレードする学習者たち

 買い物に来たという塩見さんに、法輪功を学んで病気が治った話を学習者が伝えると、田中さんは「すごいですね」と感心した。

'图18:出来购物的盐见女士(右)'
買い物に来た塩見さん(右)

 大阪と神戸の2日間のパレードを通じて、法輪功についての正しい情報を人々に発信し、大阪と神戸の大勢の人々が法輪功について多くのことを理解した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/14/388695.html)
 
関連文章