天津寧河区裁判所 孫玉萍さんに違法な法廷審問
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 【明慧日本2019年8月20日】天津市寧河区裁判所は2019年7月9日に、寧河区岳龍鎮の法輪功学習者・孫玉萍さんに対して、不当に法廷審問を行なった。裁判所は3人の家族だけを法廷に入らせ、傍聴を許したが、3人の家族に壁に向かって座るようにと要求した。家族は怖くて抵抗できず、仕方なく指示通りに従った。法廷審問中、裁判官の声が非常に小さく、傍聴席の3人は裁判官らが何を言っているのか、全く聞こえなかった。審問は30分足らずで早々に終了した。

 2019年2月26日の昼頃、岳龍鎮派出所の所長をはじめ、数人の警官らが孫さんの家に押し込み、いかなる証明書も提示せず、いきなり家宅捜索をし、そして、孫さんを岳龍派出所に連行した。当日の夜、孫さんは寧河区留置場に移送された。

 孫さんは法輪功を修煉してから、真・善・忍に基づき、自らを律して道徳を高め、体が健康になり、家庭も仲睦まじくなり、隣近所の誰もが孫さんは良い人だと評価した。

 孫さんはいい人になるように法輪功を修煉し、中国のいかなる法律をも犯していない。まして信仰の自由、言論の自由は憲法がすべての国民に与えた合法的な権利で、普遍的な価値である。裁判官に聞きたいが、孫さんはいったい何の罪を犯したというのであろうか? 法廷で裁判官が3人の家族を壁に向かって座らせるのは、一体誰の命令に従ったのか、どうしてこんなに法律を軽視し、人権侵害をし、職権を乱用することができるのだろうか。裁判官は裁判官としての義務を果たしたのだろうか。中国共産党の傀儡()になっているのではないだろうか。家族を壁に向かって座らせるのは、家族が小型ビデオカメラやボイスレコーダーなどを持って、操作するのを恐れ、中国共産党および法廷の違法行為が国際社会に伝えられるのを恐れているためであろう。そのような違法行為は、裁判官らが法輪功学習者を無実な罪に陥れ、迫害している証ではないだろうか!!

 ※ 傀儡(かいらい:あやつり人形。でく

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/17/390146.html)
 
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