78歳の賈培富さんは密かに刑務所に拘禁
■ 印刷版
 

 【明慧日本2019年4月11日】法輪功学習者・賈培畗さん(当時76歳)は法輪大法を信奉するため、2016年10月27日に不当に法廷尋問を受け、2017年に、懲役1年6カ月の判決を言い渡された。賈さんは体調が悪く、自力で生活ができないため、刑務所に収監されなかった。しかし、2018年の年末から現在まで、賈さんの消息不明になった。そこで、友人や親戚は色々と調べると、賈さんは2018年11月に警官らに連行され、現在は蘭州大沙坪刑務所に拘禁されたことが、やっと分かった。

 賈倍畗さん(男性)は今年78歳で、甘粛省白銀市に在住する。2016年10月27日の午後、白銀市白銀区裁判所は当時76歳の賈さんに対して、不当にも法廷での尋問を行った。裁判所は弁護士の入廷を許可せず、さらに、賈さんの発言をも妨げて、法廷での尋問を早々に終わらせた。

 2017年になって、賈さんは懲役1年6カ月の判決を言い渡された。畗さんはこの有罪判決に不服を申し立て、控訴したが、原判決維持の判決が出された。

 賈さんはこれまで二度も懲役刑を科され、刑務所でひどく迫害を受けた。そのため、解放されても、体調が悪く、高血圧で視聴覚障害があり、右手は震え、物を握れない状態で、自力で生活ができない状況にある。

 2018年、白銀区公安支局や裁判所の人員は、何度も賈さんを病院に連れて行き、身体検査を受けさせた。

 しかし、この数カ月間、賈さんの行方が分からなくなった。賈さんの妻は彼が蘭州の親戚の家に行ってから、行方不明となり、消息を絶ったという。

 最近になっていろいろ調べてみると、賈さんが2018年11月に連行され、蘭州大沙坪刑務所に拘禁されたことがやっと分かった。

 中国共産党の司法関係者は法輪学習者たちの人権を剥奪し、いかなる訴訟手続きもしないまま、自力で生活のできない78歳の賈さんを拘禁した。そして、「真・善・忍」を信奉する彼をひどく迫害し、しかも、ひどいことに、数カ月間も家族にこの事を全く知らせていなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/8/383618.html)
 
関連文章