【明慧日本2017年3月1日】甘粛省靖遠県の法輪功学習者・張秉武さん、劉思財さんは、昨年5月13日の「世界法輪大法デー」に法輪功の文言が書かれたポスターを貼り付けた。そのため、張さんは同月17日、劉さんは19日に身柄を拘束された。目下、劉さんは懲役6年の不当な判決を宣告され、張さんは迫害されて死亡した。
5月17日の深夜、張さんは県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に不当に連行され、県留置場に拘禁された。拷問を受けた結果、意識がもうろうとして、大小便を失禁するようになり、身の回りのことができなくなった。
11月22日夜、県留置場のトップと警官2人は張さんの自宅を訪ね 「張さんは脳腫瘍を患い、裁判所に一時出所の申請を出し、裁判所に出所の手続きをしてください」と騙した。25日夜、当留置場のトップと警官1人はこっそりと体の不自由になった張さんを家に送った。
しかし、帰ってきた張さんは目が死んだように動かず、反応が鈍く大小便を失禁した。目に付くすべての物を食べ、普通に話すことすらもできなかった。殴ろうとする姿勢をする時だけ、すぐに反応し逃げ回った。
今年1月4日午前9時、県裁判所は2人に不当に開廷した。張さんは意識がもうろうとしていたため、出廷させなかった。一方、劉さんの家族も傍聴できなかった。劉さんは当日、懲役6年の不当な判決を宣告された。
張さんが臨終の時、県国保の警官は他の学習者・宋国礼さんを連行しようとした。警官らは当時ポスターを貼り付けた時、宋さんもいたとの理由で、今年から県610弁公室と手を組み、何度も宋さんと親戚の自宅に侵入し、また嫌がらせの電話をかけた。宋さんは迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)