甘粛省通渭県、牛変変さんの案件は検察庁に
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 【明慧日本2017年6月6日】甘粛省通渭県公安局および国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の隊長・包漢洲などは、鶏川鎮派出所の警官ら7、8人と一緒に、3月8日の朝7時ごろ、法輪功学習者・牛変変さん(52歳女性)の自宅に侵入し、牛さんの身柄を拘束したうえ、『轉法輪』2冊、スピーカーを一つ、MP5を一つなどを押収した。牛さんの姑は嫁を守ろうとして、床に押し倒された。その結果、未だに腰痛が続いている。牛さんの夫は鶏川派出所で半日尋問を受けた。

 牛さんは県公安局に連行され、その後定西市留置場に拘禁された。家族は牛さんのために弁護士を雇った。1人目の弁護士は3月21日、留置場で牛さんと面会し、顔に傷があることに気づいた。家族はもう1人の弁護士を雇い、その弁護士は4月26日に留置場で牛さんと面会した。牛さんは県公安局で30時間あまり尋問されたことや、警官にA4サイズの厚い本で顔を打たれて腫れ、20日あまりでやっと好転したことを知った。

 その後、弁護士および家族は公安局を訪ね、牛さんの解放を求めたが、刑事大隊の者は牛さんが30~40枚の法輪功のチラシを配ったと言い、解放できるかどうかは管轄外だと言って、責任を逃れようとした。家族らはまた国保大隊を訪ねると、なぜか牛さんが配ったチラシの枚数は100枚になり、解放する権限を持っていないと言われた。弁護士は国保に無罪解放を求める書簡を送ったが、返事はなかった。

 その間、弁護士や家族は何度も公安局に電話をかけたが、繋がらなかった。また、公安局も何度も案件はすでに検察庁に提出したと嘘を付いた。5月26日、県公安局は牛さんを罪に陥れる資料を検察庁に送った。

 家族は法輪功迫害に加担する人の責任を最後まで追及すると表した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/29/348872.html)
 
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