「法輪大法は素晴らしい」と念じて救われた
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年2月20日】数日前、ある同修からこんな話を聞きました。

 同修の親戚のAさんは、正月前に武漢を訪れ、初めて新型コロナウイルス感染症の実態の深刻さを知りました。その数日後、武漢当局は封鎖を宣告し、脱出は難しくなりました。このまま留まるにしても逃げ出すにしても、どちらにしても自分は死ぬことになると思い、それならば逃げ出して死んだほうがましだと思いました。

 Aさんは手を尽くして隣町に逃げました。しかし思いがけないことに、そこもすぐに封鎖されそうになりました。なんとかそこからも逃げ、ようやく自分の家にたどり着きました。しかし、もし自分が感染していたら家族も感染してしまいます。Aさんは、家族から14日間、離れていることにしました。

 そして14日目、Aさんは突然高熱を出し、咳がでて胸も痛くなりました。すべて新型コロナウィルスの症状で、119番に電話をして助けを求めました。最初は病院から診察に来てくれると言われましたが、行けなくなったので感染症の専門病院に連絡するようにと言われました。専門病院に電話したところ、対応は親切だったのですが往診は断られ、さらに遠くの病院に行くように言われました。

 もはやどこの病院も救急車を手配してくれることはないのだろうとAさんは思いました。症状がひどく、自力で病院に行くことも無理でした。なんとか感染地域から逃げ出して助かったと喜んだのもつかの間、こんな孤立無援の状況に陥るとは……絶望感でいっぱいでした。

 Aさんは恐怖と絶望の中で、7歳の息子に電話をして「お父さんは病気になった。もうすぐ死ぬだろう……」と言いました。

 Aさんの息子も妻も、姑もみな法輪功修煉者でした。Aさんのそばに来ることはできませんでしたが、ずっとAさんを励ましてくれました。息子は「お父さん、必ず『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じて」と言いました。

 Aさんは大法のことを思い出し、必ずすると約束しました。そして「法輪大法は、これだけ多くの国々に広まっている。様々な事故や災難にあった時に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じることで救われたことは数え切れないほどある。この言葉こそ、命を救う処方箋ではないか」と悟りました。Aさんに希望が見えてきました。

 家族は全員、心配で眠れない一夜を過ごしました。

 翌日、Aさんは家族に電話をして「熱はすでに下がった。汗びっしょりだ。今はまだ体が弱っていてベッドから起きられないが、もう命の危険はない」と伝えました。家族はようやく胸をなでおろし、またとても感激しました。お婆ちゃんは、ぽろぽろと涙をこぼしました。

 同修の話によると、数年前、Aさんは勧められて三退していました。全身性エリテマトーデスの病気にかかったときに治療がきかず『轉法輪』を読んでみたところ病気が治ったのです。しかし、当時のAさんは共産主義を深く信じ込み、法輪大法を本当に信じていませんでした。そして法輪大法に大変失礼なことを言い「自分の病気は薬を飲んで治ったのである。三退は、なかったことにする」と言い張りました。

 「頭上三尺に神あり」という言葉がありますが、人の言動はすべて神様に記録されています。今、この大きな災難に直面し、人々の未来は法輪大法に対する態度によって決まります。Aさんの体験は、心から三退し、心から「法輪大法は素晴らしい」と信じることで安らかでいられることを教えてくれました。

 今、Aさんは「法輪大法は再度自分の命を救ってくださった」と心から感謝しています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/7/400844.html)
 
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