100人の政治家などが中共の疫病隠蔽を非難
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 【明慧日本2020年5月10日】北米、ヨーロッパとオセアニアからの百数人の政治家、専門家と学者が中国の一部の市民と友人へ送る公開状に署名して、中共が中共ウィルス(武漢肺炎)の真相を隠蔽したことを中国の「チェルノブイリ的瞬間だ」として厳しく非難した。

 4月14日カナダのウェブサイトに発表されたこの公開状には、「共産党は恐喝を主とする政治、統治方式で、中国人民、および全世界に危害を及ぼしています。現在の全世界の危機は沢山の人が数十年来、ずっと忍耐しながら支持してきた政権が引き起こしました」と書かれている。

 また、「この病毒の真の起源と感染爆発の原因をまだ知りませんが、しかし起源の問題が依然としてとても重要で、中国人と全人類にとって、ただこのような全世界的災難がどのように発生したのかを理解することで、私達はようやくその再発生を防止することができます」と述べた。

 公開状は中共による疫病発生と情況の隠蔽を厳しく非難して、「中共ウィルスの根本的問題は、疫病が発生し、湖北省武漢市で感染爆発した時の中共当局の情報隠蔽にあります。中共の影響下で、世界保健機関(WHO)は始まりの時、今回の疫病の情況の重大さを希薄にしてしまいました」

 「私達は永遠に忘れてはなりません。この中国の「チェルノブイリ的瞬間」(Chernobyl Moment)は1つの自らつけた傷口です。中共は中国の医者を抑えてしまいました。彼らは疫病発生の初期、感染爆発した時、その他の医療従事者に警告しようとしていました。。艾芬(アイ・フェン)医師が中国国内のメディアの取材を受けた後、黙らされ、彼女の同僚の李文亮医師は武漢の疫病の時、死亡しました」

 公開状は「張文斌という大学生の彼は、一人の中共支持者から、一人の良知ある批判的な中国の市民になった過程を改めて考えさせられる」と引用して述べた:「私はネット封鎖を突破した後、ゆっくりと共産党の邪悪な面構えをはっきり見分けました。中共は土地改革、文化大革命、三年大飢饉(訳注:1959年~1961年までの3年間に発生した大飢饉)、計画出産、天安門事件、法輪功に対する迫害、チベット、香港とウイグル族に対する迫害から、今日まで、それはすでに魔手を全世界に伸ばし、多数の人はまだ見えども見えず、はなはだしきに至ってはちょうちん持ちに成り下がり、私は本当に我慢なりません」

 公開状は中共の恐喝に屈しないよう中国人民に促した「全世界の大伝染病は私達のすべての人にある事実に直面するよう強制しました。中共の一党独裁は中国人の生活を、健康を含めて政治の道具化し、それによって全ての人に危害を及ぼしました。私達は中共を信じたり、政府の学者の中共の政策に対する称賛を真に受けるべきではなく、いっそう民間の声に関心を持つべきです。これらの思想の独立した学者、医者、企業家、市民ジャーナリスト、人権派弁護士と大学生は、中共の、恐喝を主とした統治方式をもう受け入れません。あなたもこのような恐喝に屈するべきではありません」

 公開状の署名者にはカナダの前司法長官、人権擁護者のアーウィン・コトラー、英国貴族院のアンドリュー・アドニス卿、イギリス前内務大臣のノーマン・ベイカー、ヨーロッパ議会議員のアンナ・フォルティガ、ヨーロッパ議会議員のアンドリス・クブリウス、チェコ共和国下院議員のヤン・リポウスキーなどの政治家や学者などである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/15/403874.html)
 
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