ネット上で「2020年修煉体験交流会」開催
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 【明慧日本2020年6月8日】(フランス=明慧記者・德隆)「世界法輪大法デー」を迎えるに際して、中共ウイルス(武漢肺炎)の影響で、フランスは依然として「外出禁止令」を継続している。そのためフランスの法輪功学習者は2020年5月10日、インターネット上で「2020年修煉体験交流会」を開催した。同時に李洪志先生のお誕生日を祝った。

 この度の修煉体験交流会に、フランスの20以上の都市と、ベルギー、ドイツ、フィンランド、ポーランド、スイス、スウェーデン、チュニジアなどの国の法輪功学習者が参加した。交流会では23人の学習者が日ごろの体験談を発表した。多くの学習者は発表の中で、魔難に出遭うととても苦しいと感じるが、しかし、内に向けて探して執着心を見つけ、それを取り除いたあとの喜びは、学習者のみが感じ取ることができるのだという。

 フランスの法輪大法学会の責任者・唐さんが、交流会の開始を宣言し、そして、学習者全員で李先生が2019年にフランスの交流会に送られた祝辞を読み返した。発表内容から法輪功学習者は李先生の教えを忘れてはおらず、社会の各分野で着実に法を実証して、衆生を救っている。

 心に銘じて必要なのは人を救うことであって、社会システムではない

 フランス人学習者ローラン・ジョワニュさんは教師である。ジョワニュさんは交流の中で『悪魔が世界を統治している』という書のフランス語の翻訳に携わり、共産主義に対してさらなる認識を得たという。

 ジョワニュさんの同僚は左寄りが多いという。ジョワニュさんは「私達は食堂で目下の時世と共産主義について談論している時、私が翻訳した内容から正確な論点を見つけることができました」と話し、ジョワニュさんは、さらに「私はよく『悪魔が世界を統治している』という書を引用して、例を挙げたり、細部まで説明したりしていますが、彼らは反論できませんでした」と話した。

 ジョワニュさんが教える数学の授業、あるいは同僚と雑談する中で、共産党の邪悪さを暴露するチャンスを失わせることなく、伝統に回帰する必要性をも彼らに認識させているという。ジョワニュさんは、自分ができることは生徒に素晴らしいことを伝えることであり、理知をもって彼らに法輪功の素晴らしさ伝え、大法を論争してはならない事を教えているという。

 黙々と実修する同修から自分の不足を見つける

 学習者・ローザさんは交流の中で、米国にある神韻芸術団のフランス公演にあたり、ローザさんは受け入れ役を担っている。厨房で働く同修たちが黙々と自分がすべきこと行なっているのを見て、ローザさんは自分の不足を見つけたという。ローザさんは「彼らは自分を表現することなく、ずっと同じ態度で自分がすべきことを謙虚に行なっています。しかし、私は人前でよく自分を表現して、よく愚痴を言い、特に家にいる時はそうなるのです。そして、私は自分の振る舞いを人に見てもらいたい、褒めてもらいたい、励ましてもらいたいと望んでいます。ローザさんは厨房の同修たちから自分の問題を見つけ、それと同時にさらに精進して実修するための激励にもなった」と語った。

 環境が変わっても 人を救う心は変わらない

  フランスの観光スポットで中国人観光客に真相を伝え続けている陳さんは、交流の中で感染症期間中は真相伝えの拠点を自宅に変え、中国国内の人々に真相を伝えた経歴について発表した。彼女は「環境が変わりましたが、人を救う心は変わっていません」と語った。陳さんは、法輪功を迫害する中国の公安関係者に電話をかけて真相を伝えている。公安は法輪功迫害を実行する部署であり、大きな罪を犯した集団であるという。陳さんは「彼らに急いで真相を伝えなければ、これらの生命は淘汰されてしまいます、時間を大切にして彼らを救わなければならない」と言った。

 陳さんは、毎日20~30件の電話をかけている。相手がどんな態度であろうと、陳さんは李先生の教え「相手が受け入れても受け入れなくても、慈悲をもって行ないたいことを行なえば良いのです。慈悲は修煉によってできたものであり、意識して見せるものではありません。慈悲は心から発したものであり、他の人に見せるためのものではありません。また、慈悲は永遠に存在するもので、時間と環境によって変化するものではありません」  [1]を、心に銘じて真相を伝えたという。

 8時間に及んだ、フランスの「2020年修煉体験交流会」は、成功裏に幕を閉じた。参会者は交流会が積極的な正の作用を果たし、同修間の理解を深めた。修煉者には手本はないが、しかし精進の程度が異なる。皆は李先生の教え「慈悲は天地の春を溶かし、正念は世中の人を救う可し」 [2]を守り、今後の円満成就に向けた修煉の道で、人を救う使命を果たし、師に手伝い法を正す道を続けてよりよく行なうという。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法』「二〇〇三年ワシントンDC法会での説法」
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「法正乾坤」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/12/405673.html)
 
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