「世界法輪大法デー」豪州学習者が師父の説法を回想
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 【明慧日本2020年6月9日】今年は、法輪大法が伝え出されて28周年にあたり、2020年5月13日夜8時から11時まで、オーストラリア全国の法輪功学習者たちはインターネットで交流会を行い、「法輪大法デー」を祝賀した。交流会では、15人の各民族の法輪功学習者が、大法と慈悲深い師父に尽きない恩を感じ、法を正す最後の時期に、「法を正す時期の大法弟子」という称号に背かないように勇猛精進し、法を正す師に手伝って、衆生を救い済度することについて話した。

オーストラリアの法輪功学習者たちが師父の誕生日を祝賀

 20年以上修煉している学習者:師父のオーストラリアでの説法を回想

 法輪功を24年あまり修煉している、80歳過ぎのメルボルンの学習者・王さんは、大法に出会ったきっかけと修煉の経歴を回想する時、依然としてワクワクするという。「大法を修煉する前に心の落ち着き先を探そうと思い、多くの教会へ行きましたが何も見つからず、がっかりしました。その後、友達が『轉法輪』を贈ってくれ、表紙を開けてみると、親しそうな笑顔の師父の写真を拝見し、まるで昔に会った親戚のように、嬉しくてたまりませんでした。その頃、この本をまだ読み終えていませんでしたが、どうしても師父を探し出し、会いたいと心から思いました。とても幸運なことに、数日後、シドニーの友達が電話をかけてきて、『あなたがわざわざ探さなくても、師父はもうすぐオーストラリアに来られます』と教えてくれました」。

 王さんは「1996年8月、師父はシドニーで法会を行なう初日の夜、私と他の5人は夜行バスでシドニーに来たのです。私たちは、会場である競馬場に到着し、ある礼拝堂に入ると師父の説法を耳にしました。師父は説法され終わった後、特にメルボルンから来た学習者はとても辛かったでしょうと言われ、師父が泊まっているホテルに招待してくださり、シドニーの学習者と一緒に説法を傾聴しました。そして説法が終わった後、師父が学習者からの質問に解答してくださいました。また師父が2回目にシドニーを訪れた時、私と他の学習者は空港まで見送りに行きました。その時、師父が私の質問に解答してくださいました」と回想しながら言った。

 王さんは「法輪功を修煉してから20年以上経ちましたが、順風満帆でもありませんでした。師父は常に私を啓示して下さいます。例えば、学法を怠けている時、『本をよく読みなさい』という声が聞こえました。また、ある日、自分が転んで、まだ体を起こしていないその瞬間、『早く煉功しなさい』という声が聞こえました。自分はまるで子供のように師父に手を引かれながら、前進していくというあり様で、心より慈悲深い師父に感謝しています。自分の人生の前半は不遇だったので、心の中では常に苦しみを感じていました。修煉してから、人生の真の意義がわかるようになったので、とても充実した日々を過ごしていると感じています。普通の人が苦しみの中でもがいている様子を見たら、思わず心から気の毒な気持ちが湧いてきます。そして、こっそりと師父にお願いして、しっかり自分の心の内に向かって修煉し、すべての人心を取り除こうと心を修め、より大きな慈悲心を持つように心を育て、より多くの人を済度して初めて師父の謝恩に背かないのです。師父に敬意を表し、心より深く感謝を申し上げます」

 キャンベラの学習者・魏さんは「私は1989年の年末、シドニーに留学しました。人生は順調ですが、よく虚しさを感じます。ずっと頭の中に疑問があり、人生の目的は一体何なのかということです。1994年、母親が他界し、人生に迷ってしまいました。さらに、常にめまいがして、頭痛や、うつ病を患ったので、情緒が不安定になり、将来が見えない、希望がないと感じていたのです。1996年『轉法輪』を読んだ時、この本は私のすべての疑問を解決してくれました。人間が死んだその瞬間、生命が終わるわけではなく、永遠に生き続けられると分かるようになりました。それ以後、私は返本帰真の道へ歩き始めたのです。修煉してから、体が健康になり、大法の奥深さを感じ、大法を堅く信じて、疑わないのです。

 魏さんは師父がオーストラリアで説法されるために訪れた時のことを回想した。「その時は、修煉を始めてからわずか1ヶ月ほどでした。師父を空港までお迎えに行くことができて本当に幸運でした。そして同年の8月3日、師父の説法の講習会に参加しました。同年11月26日、師父は再びオーストラリアにいらっしゃいました。それは日曜日の朝でした。私たちがシドニー中心部のダーリングハーバー集団煉功場で座禅をしている時、突然、煉功音楽が止まり、隣の学習者が、『師父がいらっしゃいました、師父がいらっしゃいました』と繰り返すので、私が目を開くと、ベンチに座っている師父のお姿を目の当たりにして、まるで夢のようで、信じられなかったです。皆は興奮して師父のところに集まり、慈悲深い師父は、学習者1人1人のために質問に解答されました」。

 鍼灸師:「真・善・忍」に同化し、他人を助け、向上する

 台湾からの戴さんは、A級国際鍼灸師であり、クイーンズランドで20年以上クリニックを経営している。2003年、戴さんは妻と一緒に法輪功を修煉し始め、法輪功を修煉することを通して、体が健康になるだけでなく、以前より性格も優しくなった。どんな場合でも他人のことを先に考えている。法輪功の修煉が深まるに従って、戴さんは医学の領域でも独創的な見解を得たのだ。つまり、「万病は心から生じる」ということだ。患者は心の中にあるそのしこりを解かないと、病気が再発するのである。法輪大法を修煉するには、真・善・忍に同化し、個人の道徳や心性を向上させ、根本から心身とも健やかになることに効果をもたらす。

 戴さんは「17年来、私が法輪功で成長した場所は、このマクレガー集団煉功場です。私たちは、毎朝5時50分から、5式の功法を一気に煉功して、その後、『轉法輪』の1講を集団学法して、短時間の交流も行なうようにしました。これが終わると朝の9時半になります。ここまでが1日の始まりです」

 「また、中共ウイルスが流行っている中、地元の集団煉功場所と集団学法場所がどんな原因で制限されていないのか、いかに精進して修煉しているのかについて戴さんは、「4月、中共ウイルスの影響で、戸外の活動はいろいろ制限されました。政府は活動を行なう場合、人数は2人に限定するという政策を出したのです。どうしても、集団煉功場を休んではいけないと思いました。私と担当者は毎朝5時から煉功し、8時に発正念が終わったら、自宅に戻って他の学習たちとインターネットで、学法と交流をします。私たちは朝8時すぎから『轉法輪』を読み、夜の8時からは新経文を勉強します。毎日の学法が終わると、皆はお互いに交流します。各自心性を高めるために、誠意をもって心の内に向かって探し、学び、修め、皆が望む素晴らしい修煉環境です」。

 毎日の学法と煉功について交流するほか、心性についての交流もある。「ある日、イタリア人夫婦が自分の経営しているクリニックに来ました。夫は常連の患者で、クリニックに入ると、『鍼灸の保険金額を使い終わり、支払い伝票に妻の名前を代わりに書いても大丈夫ですか』と質問されました。その時、私は深く考えずに、『はい』と答えました。いつも通りに治療していましたが、鍼を抜く時、残り一本がどうしても抜けませんでした。見た目は落ち着いているように見えますが、心の中では『どうしよう。救急車を呼んで、病院でこの針を取ってもらおうか』という考えが出ました。この時、私は心の内に向かって自問自答しました。何かが間違っているはずです。修煉者として『真』に従っているのか、他人に利益をもたらすと言いながら、実は自分が欲しいのではないだろうか? 法輪功の学習者として許されないことで、自分が悪かったのです」。

 「そして、『師父、知恵を与えてください」と師父に切にお願いして、さらに、保険料を使い終わった人に対して、無料で治療してあげようと思った途端に、その患者さんに『膝に力を入れて、背中を曲げてみて』と勧めながら、脊椎の間が開く瞬間、針が取れました。彼がお金を支払う時、『支払い伝票に奥さんの名前を書いてはいけませんが、今後保険料が切れたら、友人として無料で治療してあげます』と私は言いました。彼は私の話を聴くと、『大丈夫です。お金は支払いますから』と言いながら、感謝の気持ちを表しました」。

 最後に戴さんは、法理に関する理解について交流した。「今の段階でとても大切なことは、素直に、いつも相手に対する思いやりのある心を持つということです。そうしてはじめて、純粋な慈悲心が現れてくるのです。私が修煉することによって得た功を用いて、衆生を救い済度します」。

 西洋人学習者:今までずっと大法を待っていた

'图1:昆士兰州的司考特(Scott)和全家恭祝慈悲伟大的师尊生日快乐。'

学習者スコットさん(左端)と家族が、慈悲深い師父のお誕生日を祝賀

 クイーンズランドの学習者・スコットさんと夫ニナさんは20年以上修煉してきた学習者であり、娘2人も法輪功を修煉している。

 スコットさんは「法輪大法が心の中にずっと存在していると感じています。なぜその感覚があるのか、私は分かりません。『轉法輪』を読み終わった後、これは私がずっと探し求めていたものだと思いました。自分の本性を呼び覚ましてくださった師父に、心より感謝しております。ある日、他の学習者と交流した後、自分の師父はいったい誰なのかが分かるようになったので、息もできないほど感動したのです」

 スコットさんは「私とニナさんは大法の修煉を始めた時、まだ若かったので、体の健康の問題はなかったのです。しかし、私たちは不健康の癖があります。修煉してからわずか1カ月ですが、タバコやお酒などを簡単に止めるようになったのです。その時、大法の力を感じていました。私は今、建築会社を経営しています。どのような圧力があっても。会社の人から、いつも笑顔だねと言われます。また建築に従事する人たちが、いつも汚い言葉で話しているのを見かけるので、私が汚い言葉を口にしたことがないことを、皆びっくりしています」

 ニナさんは「中共ウイルスが始まった時、長女はそれと同じような症状があって、熱が出たのです。私が、大きな声で法を念じてあげると言うと、長女は『自分で大きい声で読みたい』と言いました。私たちは『轉法輪』第1講を読み始めて、4分の1くらい読み進んだ時、まだ熱はあったので、続けて読むかと聞くと、長女は『続けて読みます、大丈夫よ」と言うので続けました。第1講の半分まで読んだ時、長女の熱が完全に下がったのです。大法のおかげです」。

 ニナさんは「師父に感激の気持ちを言い尽くせないのです。大法が私に知恵を与えて、迷いの中に希望を与えたのです。これこそ私に対する最も深い慈悲だと思います。師父と大法が、私に娘の心をはっきりと見させ、その人心が修煉の障害になるのをはっきり認識させ、この法を正す時期に約束を果たさせたのです。1つ1つの希望を満たしている奇跡は、修煉するに当たって大法の基準で測ることによるものです。大法にできない事はありません。人生から解脱するのに最も大きなプレゼントです」と述べた。

 法輪大法が母親に絶体絶命の境地から活路を与えた

 シドニーの学習者・ケリーさんは、大法が絶体絶命の境地から活路を与えるまでの母親の経歴について交流した。ケリーさんの母は今年86歳、定年する前は、天津商業会社の経理であった。ケリーさんは「2016年7月5日、私の父が病気でいなくなり、母は辛くてたまらず、大きな病気にかかったのです。病気を治すために2回連続、直腸の大きな手術を受けて、命が危険な状態に陥りました。母を生かしていただくように、私は毎日、師父に切にお願いしいました。結果、奇跡が現れました」と述べた。

 ケリーさんは「2018年5月、85歳の母は薬を持ってオーストラリアにきました。体が弱かった母は自分自身の面倒を見ることもできなかった。歩くことさえもできず、精神状態が恍惚としていました。そして、私は夜になると、一緒に寝て、トイレに行くのも面倒を見なければならず、1日中見守らなければなりませんでした」と話した。

 その後、ケリーさんは母に李洪志先生の説法ビデオを見せ、やっと奇跡が現れたという。「初めて師父の説法ビデオを見せた時、母の腰が冷えていると感じ、両足から、寒気が出て、眠くなってしまったのです。何日か寝たら、突然意識がはっきりして、高血圧が改善し、ご飯も食べれるようになり、顔色もよく、元気に戻ったのです」。

 「母は列車でメルボルンに向かって、2019年全オーストラリア交流会に参加する途中、一晩だけで5回トイレに行きましたが、交流会が終わって戻る途中には1回しか行きませんでした。頻尿の持病が治ったのです」。

 今は、ケリーさんは母親と毎日学法したり、煉功したり、発正念したりしている。ケリーさんは、「母は今、薬を全然飲まないのです。歩くのも軽やかになって、一気に2階まで上れるのです。今は、自分で身の回りの生活ができるようになりました。料理を作る時に野菜を洗ったり、餃子を作ったり、お椀を洗ったりしても、肌が滑らかで、若々しく、年寄りの肌ではない感じです。さらに、性格が明るくなり、いつも笑顔を絶やさず、体重が15キロ増えたのです。 大法の力で九死に一生を得たのです」と話した。

'图2:凯莉的母亲感恩师尊的慈悲救度。'

慈悲深い師父に感謝を申し上げるケリーさんの母

 ケリーさんの母は「今日は5.13法輪大法デーです。慈悲深い師父のお誕生日です。家族全員が恩を感じ、幸せです。心より師父の救い済度の恩に感謝しております。師父、お誕生日、おめでとうございます」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/18/406495.html)
 
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