地元にも法を乱す行為がある
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年7月17日】地元の同修間に、特に2019年から2020年の上半期までに、法を乱す行為が幾つか見られました。

 (一)一部の学習者は「俗世を回顧する」、「三十六集」などの出処の不詳な小冊子の資料を県と鎮の同修の間で広め、一部の資料拠点の同修はこれらの資料をたくさん作りました。彼らは自分のことを「高い次元を悟っている弟子」であると言い、他の学習者を「頑固な弟子」(法を習っているが、法を得ていない)、「明慧の弟子」(明慧ネットの通りにやっている)と呼んでいました。彼らは同修を集め、「高く悟った人」と交流させ、その人が「天目が開いている」、「高く悟っている」、「よく悟っている」と称賛し、他の同修にこれに参加するようにと勧誘しました。

 (二)他の町から「特別な使命」を持ち、「高く悟っている」人を招き、地元の学習者と交流させ、県と鎮の学法グループの間で何度も交流会を開き、そして、周辺の県の同修まで交流会に招待しました。彼らは大法弟子内部の旧勢力を探し、発正念をしてそれを解体することを行ない、そして、「旧勢力の次元を突破するまで発正念をし続け、そうすれば初めて旧勢力を解体することができる」等と言いました。一部の学習者は、「師父が発正念に対して明確な要求があるのだから、あなた方のやり方はおかしい」と指摘すると、彼らは師父の詩を断片的に切り取って、自分達のやり方が正しいと弁明しました。高く修めたいと願う一部の学習者は彼らの行為に惑わされ、一部の古い学習者でさえも彼らに騙されてしまいました。

 師父はこう説かれます。「わたしは法の中で幾度となく説いたことがありますが、釈教の経書と末法の出現は、主に一部の人が自分の話、自分の認識を佛法の中に混ぜ入れたことによって引き起こされたことです。これは歴史上、最大の教訓です。ところが、どうしても常人の心を取り除くことができず、弁才、文才を顕示する心に執着する魔性に利用されて、知らぬ間に佛法を破壊している弟子がいるのです」[1]

 師父は、「皆さんが分かっていなければならないことは、わたしが皆さんのために残した修煉の形式を変えてはならない、ということです。わたしがしないことは、皆さんもしないでください。わたしが用いないことは、皆さんも用いないでください。わたしが修煉の中で話したように、皆さんも話してください。注意してください! 知らぬ間に佛法を変えることは、同様に佛法を破壊することなのです!」[1] と説かれました。

 そしてさらに、師父は「大法の中で流布している、いかなる大法のものでないものもみな大法を破壊するもので、このことを覚えておいてください!」[2] と説かれました。

 明慧編集部が発表した「講演は法を乱す行為」の中に、「学習者の中で特別講演や巡回交流を行なうことは法を乱す行為です」と書かれていました。

 一部の同修が「あなた達は法を乱している、明慧ネットにはこれらの内容はない」と指摘すると、「それは我々が法から悟ったものだ」と彼らは弁解し、そして、「明慧の内部にも旧勢力が按排した人がいる」、「明慧ネットは次元の高くない人に見せるものだ」などと言いました。

 師父の経文『二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法解』の中に、次のような内容がありました。

 「弟子:明慧ネットは連続して法を乱してはいけないとの記事を掲載しましたが、一部の大陸の学習者はまだ目覚めようとしません。

 師父:そうですね。邪悪にコントロールされ、明慧ネットにも反対しています。私はなぜ明慧ネットで情報を発表しているのか知っていますか? 明慧ネットが信頼できるもので、大法弟子の交流の場だと皆さんに教えるためです。ほかの角度から言えば、師父が明慧ネットを守っているので、大きな問題が起きません」 [3]

 また、「明慧ネットの真相を伝える時の作用を代替するものはありません。明慧ネットはわたし達が迫害の真相と大法、及び大法弟子が法を実証する形勢を発信する最も重要な窓口です」[4] と師父は説かれています。

 法を正す時期の大法弟子として、如何なる求める心も放下し、着実に三つのことを実践し、時間を切り詰めて人を救い、大法を守らなければなりません。それと同時に、私達は迫害の中で、大法弟子のために声を上げてくれる明慧ネットも守らなければならないと思いました。

 以上は、地元で起きた法を乱す行為に対する個人的な考えです。正しくないところがあれば、慈悲なるご叱正をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「佛性に漏れなし」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「永遠に覚える」
 [3] 李洪志師父の経文:『二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法』
 [4] 李洪志師父の著作:『各地での説法五』「二〇〇四年米国西部法会での説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/7/408663.html)
 
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