80代の大法の新しい学習者 幸運な2019年を忘れず
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文/中国の新しい学習者

 【明慧日本2020年7月1日】私は病気を患ってから、すでに5、6年経ちました。とくにこの2、3年は身体が病弱のせいで、ベビーシッターを雇わなければいけなくなりました。しかし、今時の人のモラルは低く、人を雇っても上手くいきません。料理が出来ないとか、真面目に家事をやらないなど、トラブルばかりでした。私自身はもうすぐ80歳になる人間で、もう心身ともに疲れ果てました。その上、私達夫婦の健康状態もよくなく、人を雇わざるを得ませんでした。

 2019年5月15日に、家事代行会社が家に新しいベビーシッターを派遣してくれました。彼女はうちに来るなり、すぐに娘とご飯を作り、またその料理も年寄りの口にとても合います。彼女は良く働いてとても勤勉で、私は本当に嬉しかったのです。夕飯のあと、彼女は読書を始めました。彼女が席を外した隙に私がその本を手にすると、『轉法輪』の本でした。ちょっと捲(めく)ったところ、あるタイトルが目に映り「真・善・忍は良い人か悪い人かを判断する唯一の基準」[1]。私は本を読むのが大好きでしたが、何を基準にして、良い人か悪い人かを判断するのかを初めて読んで、『轉法輪』という本にとても興味を持ちました。

 新しいベビーシッターの苗字は王と言います。私達夫婦は彼女を王さんと呼んでいます。私は彼女に『轉法輪』の本について話しました。王さんにはまず「三退」(退党、退団、退隊)をしましょう。それから『轉法輪』の本を差し上げます、と言われました。その後の日々の中で、彼女は法輪大法が中国で鎮圧されたことや、大法弟子が迫害された真相を話してくれました。

 初対面の時から、私は王さんに親しみを感じます。彼女が独特な雰囲気がありました。まだ2、3日のうちに彼女と親しくなり、何でも話せるようになりました。もっと早く会えば良かったと思い、これが縁だと思いました。

 王さんは他の法輪大法の本を見させてくれて、時にはその中の一部を暗唱して聞かせてくれました。また誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じて、身体に健康効果があるよ、と教えてくれました。私はちゃんと真面目に念じると、本当に奇跡が起きました。王さんが家に来たばかりの時、私は病弱の上に、さらに股関節の骨が外れやすくなり、毎日1回は外れます。時々5、6回も外れます。歩くどころか全然動けないのです。激しい痛みを伴って、医者が教えてくれた方法も全然効かなくなり、半日動けない日もありました。私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の言葉をずっと念じて、2日後、股関節の骨が外れなくなりました。本当に不思議です。

 もう一つの出来事がありました。2019年6月、王さんが来てから20日以上経った頃、ある日の朝、私は突然嘔吐して止まらなくなり、息子に病院まで送られました。しかし、どんなに検査しても異常が見つかりませんでした。それでも病院側は退院の許可を出ず、そのまま半月も入院しましたが、何事もありませんでした。師父が私の身体を浄化して下さいました、と王さんに言われました。

 大法修煉を始める

 王さんが私の家に来て1カ月過ぎた頃、休暇を取って家に帰りました。戻って来た時、彼女は『共産主義の最終目的』と『轉法輪』の本を持って来てくれました。私は老眼で字がはっきり見えません。そのため400度近くの老眼鏡をかけ、手には虫メガネを使って本を読みました。『共産主義の最終目的』を読み終えてから、中共の本質を理解し、共産党が有害であることを認識しました。『轉法輪』を読んでいる時、知らないうちに虫メガネを使わなくなり、老眼鏡もかけなくなりました。読む時には何回も涙を流しました。法輪大法は本当に不思議です。私は23歳で出産して産後1カ月の頃に、雹に打たれたことがあったため、真夏でも長ズボンを履きます。『轉法輪』を2回読むだけで、寒くても平気になりました。起床する際にも引っ張って貰わなくても大丈夫でした。無病で身体が軽くなる感覚を初めて体験しました。貴重な『轉法輪』を読んでいたら、奇跡が起こりました。私はどんどん読むのが好きになりました。そして散歩するときに、いつも「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じています。

 昔、私はカトリック教を信じていました。正直言って、色んなものを信じたことがあります。『轉法輪』の第三講では「修煉は専一でなければならない」[1] 、私は「薬師佛のものを修煉すれば、瑠璃世界へ行くことになります。宗教ではこのように言うのであって、不二法門と言っています」[1] 、そして「不二法門 」[1] の四文字の下には本には元々ない、鉛筆で書いたような赤い線が引かれています。師父は私に、他の信仰をまだやめていないと啓発して下さっていると悟りました。王さんにお願いして、他の信仰の本を全部焼き払いました。

 私は脳血栓症を患ったことがあって、そのために動功煉功していませんでした。王さんは坐禅を教えてくれ、少しずつ発正念も教えてくれました。師父は『精進要旨』の中で、10回ほど読むようにと言われ、私は10回読むようにしました。

 2020年3月25日、『精進要旨』を読んでいる時に、ページごとに全部銀色の光が見えるようなり、そして段々と光が金色に変わりとても不思議でした。私は前にも『轉法輪』を読むとき、白い光しか見えなかったのですが、3月26日に金色の光が見えました。私は凄い本を手に入れました。

 私は自分がもう一般の人ではないと悟っています。私は修煉者になりました。今後、何事も真・善・忍に基づき、やらなければいけません。好きにすればよいというものではありません。相手の立場に立って考えて行動しないといけません。私も人を救いたいのです。江沢民や中共が法輪功を迫害している真相を親戚や友人に伝えると共に、テレビで放送している法輪功に関するものは、全部が嘘であること、早く「三退」した方がいいことを伝えたいのです。

 王さんはもうすぐここを離れることになり、そのため私達は4月6日に、少し早めに大法デーを祝うことにしました。王さんは果物を買って来て、私は子供達が買ってくれたケーキや果物を使い、お供え物を飾りました。師父の写真がある第一ページを開き、師父に合掌し、師父の誕生を祝い、師父の慈悲ある済度に感謝いたしました。

 2020年4月までに、私は『轉法輪』を20何回も読みました。他に『大円満法』、『法輪大法義解』、『轉法輪(巻二)』、『解体党文化』、『九評』とたくさんのパンフレットを読みました。

 疫病発生後、私は疫病に対する恐怖心が全くありません。むしろ、師父の慈悲ある済度、法輪大法の奇跡と美しさ、心身ともに幸せを感じています。王さんはまた教えてくれました。彼女がここから離れても、私はひとりぼっちで学法するのではなく、師父がいつも私のそばにおられます。世界中の同修が私と一緒にいます。

 以上は、1年間大法を勉強した新しい学習者の私の体験談です。この期間中に、『轉法輪』を読んでいる時や他の学法をしている時に、不思議な出来事がたくさんありましたが、ここではもう詳しく言いません。

 師父の慈悲深い済度と佛様のご加護に心から感謝いたします。私も家から外へ出て、人々を救うために大法の真相を伝えたいです。

 もしも、間違っていたらご指摘してください。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/13/407611.html)
 
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