中共の警官が 高齢者の学習者を迫害した事例
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年6月21日】

 警官はドアをこじ開け、80歳代の索さんに嫌がらせ

 遼寧省瀋陽市于洪区に在住する80歳代の法輪功学習者の索さんは、2020年5月23日午前10時過ぎ頃、1人で自宅にいた時にドアの音に気付き、息子が帰って来たと思い、ドアを開けながら「誰ですか」と聞いた。しかし、ドアを開けた途端に、数人の若い男性が一気に走り去って行った。

 索さんは大声で「真昼間に他人の家のドアを勝手にこじ開けるのですか? 通報しますよ」と警告した。索さんは若い男性らが残したバックを開けると、中にはドアをこじ開ける道具がいっぱい入っており、すぐに息子に電話をした。

 その後まもなく、今度は親戚がドアを開けると、若い男性3人がいきなり侵入して来て、「我々は警官だ」と名乗ったため、索さんは通報されたと分かった。

 索さんは警官らに理性的に説明をし、息子が戻って来て警官に「母は高齢者ですので、何かあったら、私に話してください」と言うと、警官は立ち去っていった。

 79歳の繆献民さんは済寧市で不当に連行される

 山東省済寧市の法輪功学習者の繆献民さん(79歳女性)は、2020年6月9日午前10時頃、街を歩いていた時に突然、男性2人と女性1人に腕を掴まれ、路上に設置されている椅子の上に押さえつけられた。3人は済寧市任城公安局の者だと言った。繆さんの名前を言いながら「まだ終わっていないぞ。これから、取り調べる」と言った。

 繆さんは「何か問題でもあるのですか? 私は何も悪いことはしていません」と言うと、3人は「お前は法輪功学習者だ」。繆さんは「法輪功の何が悪いのですか? 法輪功は『真・善・忍』の原則に従い、より良い人になることを目指していますが、それが悪いことですか? もし、中国人の全員が『真・善・忍』で良い人になれたら、国も安定します」と言った。

 しかし、3人は繆さんにそれ以上の発言を許さず、車に押し込み、公安局まで連行すると言いながら、繆さんの家の鍵を奪った。

 繆さんは警官に翌日の6月10日の深夜1時頃まで尋問され、苦しめられ、公安局で不当に取り調べられた。その間、繆さんはずっと関係者に法輪功の真相を伝え続けた。しかし、転向に同意しなかったため、その後、ようやく繆さんを解放した。

  大慶市の80代の学習者の夫妻が家宅捜索される

 黒竜江省大慶市創業城五区に在住する法輪功学習者の夫婦(夫88歳、妻85歳)は、2020年6月11日午後2時30分頃に、自宅で乗風公安局支部の警官ら数人に家宅捜索された。法輪功の関連書籍70冊以上、法輪功創始者の説法ビデオ、法輪功の文言が書かれたカレンダーなどの私物を押収された。夫婦2人は警官らに「我々が歳を取っても元気なのは、法輪功を学んでいるからだ」と言った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/14/407672.html)
 
関連文章