山東煙台市の70歳の王均恒さんに 1年の保釈を宣告
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 【明慧日本2020年5月10日】山東省煙台市牟平区の武寧鎮路西村に住む法輪功学習者・王均恒さん(70)は、2020年4月24日午後8時30分、牟平国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官・刁聖基(50代)に武寧派出所に呼び出され、突然、1年の保釈を宣告された。王さんは今後、牟平区から一歩も外へ出ないように、そして、いつ呼ばれても派出所に来るように求められた。

 同日9時半頃、牟平国内安全保衛部門の警官・王文建(50代、武寧鎮留生院村出身)は2人の警官らと一緒に、王さんの自宅に押し入り、携帯電話2台と古いパソコンのホストコンピュータ を押収した。

 2019年8月のある朝、牟平国内安全保衛部門、武寧派出所および煙台門楼派出所などの警官ら7、8人は王さんの自宅に侵入し、嫌がらせをしようとしたが、王さんが家にいなかったために出来なかった。 理由は、王さんが壁に「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」を書いたことだという。 あれから半年間、警官らは何度も電話で王さんの息子に嫌がらせをし、一家は安らいで過ごせなかった。

 王さんは忠誠心が強く心優しい人である。中学時代は家庭が貧しく、学校の条件も悪かった上、14歳の時に関節リウマチを患い、後に、リウマチ性心臓病になった。 病とストレスが溜まり、うつ病も患った。

 知り合いに旋盤の錆びた鉄くずと酢を組み合わせたもので熱湿布を勧められたが、高温で膝の肉がひどくやけどをした。2カ所の皮膚の肉が黒くなり、再生しないまま、十数年後やっと固まって剥がれ落ちたが、治らなかった。また、 塩分やアルカリ性の強い食品を避けるべきだとアドバイスされ、40年間以上塩分を摂らずに来たが、好転しなかった。 その後、独学で気功と鍼灸を学んだ。 さまざまな気功を習ったが病気が治るどころか、1日中フラフラして運転中にも意識がもうろうとし、身体が逆に衰弱した。その当時は、山で10分間の野良仕事をするだけで、2時間も休まなければならなかった。加えて重度の糖尿病も患った。

 王さんが法輪功を学んで間もなく、知らず知らずのうちに自分の身体から病気の症状がなくなり、力がつくようになった。当時60代だった王さんは階段を上る時に、2段ずつ上がれた。 人生の半分以上が過ぎ去った王さんは、初めて何の病気もない経験をした。

 王さんはもっと多くの人に、自分の体験を伝えたいと思った。それは「法輪大法は素晴らしい」と「真・善・忍は素晴らしい」を敬虔に心から念じれば病が治り、命が救われることである。 しかし、中国共産党(以下、中共)は法輪功を誹謗中傷し、人々に法輪功のことを誤解させ、法輪功の真相を拒否させるのが狙いである。人々に明るい未来がなくなり、中共と一緒に天罰を受けて滅びることにつながる。

 因果応報で法輪功の迫害に加担する者の結末は実に悲しいものである。 未だに、法輪功の迫害に加担している警官が、自分と家族に災いをもたらさないように、法輪功に対する迫害を一刻も早く止めて、現状を正しく認識してほしいと切に願うものである。中共が崩壊する時では、全ては手遅れになるからだ。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:www.minghui.org/mh/articles/2020/5/7/404914.html)
 
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