山東高密市の王錫楽さん 薬物を投与され迫害
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 【明慧日本2020年6月16日】山東省高密市李家営鎮の法輪功学習者・王錫楽さん(68歳男性)は1996年に法輪功の修煉を始めた後、何種類もの病気が消えた。中国共産党による法輪功への迫害が始まった後、王さんは何度も迫害を受け、柏城老人ホームセンターに6年間にわたり拘禁された。そこで不明な薬物を投与され、ひどい迫害を受けて記憶喪失の状態になり、正常に生活ができなくなった。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功への迫害を始めた。王さんは北京へ陳情に行こうと思い切って実家を出発し、膠州(こうしゅう)のバス停まで歩いて着い所を、警官らに止められて連行され、15日間身柄を拘束された。その後、李家営鎮政府に連れて行かれ、そこでも6日間拘束された。

 2007年、王さんは人々に法輪功の真実を伝えただけで、柏城派出所の警官らに連行され、酷く殴打された。王さんは酷く蹴られて呼吸が困難になった上、1年6カ月の労働教養を強いられた。

 2009年、王さんは法輪功の真相を伝えたため、再び連行され、濰坊洗脳施設に入れられて8カ月間身柄を拘禁された。そこでは毎日朝から晩まで、法輪功や李洪志先生を誹謗中傷するビデオを放映し、ビデオを見るように強要された。洗脳施設で、洗脳を担任していたある共産党幹部が女性学習者たちに対して、セクハラをしていたのを王さんは目撃した。

 その後、王さんは濰坊洗脳施設から柏城老人ホームセンターに移送された。そこで、毎月、王さんはペットボトルの水を3本しかもらえず、喉が渇いたら薬を入れた水しか与えられなかった。王さんは薬を入れた水を飲まなかったため、当局は薬をおかずの中に入れ替えた。王さんはおかずを水で洗ってから食べた。当局は王さんがおかずを洗っていることに気付き、今度はおかずを煮込んでスープにして出すようになった。

 王さんは薬が入ったおかずを食べた後、身体に深刻な異常が現れた。大小便が出なくなり、心拍数が加速し、めまいと嘔吐が続き、全身酷く腫れ上がり、脳の働きが悪くなり記憶力が非常に低下した。

 王さんは柏城老人ホームセンターで6年間、このような残酷な迫害を受けて拘禁され、最初の8カ月の間、薬物を投与される迫害を受け続けたため、生活の自己管理が全く出来なくなった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/8/407386.html)
 
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