山東の賈瑞東さん 法輪功の真相を伝えただけで連行
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 【明慧日本2020年5月25日】山東省臨沂市(りんぎし)の法輪功学習者・賈瑞東さん(62歳男性)はかつて足が骨頭壊死になったが、法輪功を修煉してから自然治癒した。賈(か)さんがよく口に出して言っていたのは、「法輪大法は人を救うものだ」という言葉だった。2020年4月21日、賈さんは臨沂市平イ県で法輪功の真相資料を配っていた際に不当に連行され、いまだに拘禁され続けている。 

 賈さんが費県の妹に電話をかけたため、妹夫婦の2人は法輪功を修煉していないにも関わらず不当に連行され、家宅捜索を受けた。

  賈さんは18歳の時に軍人になり、東北で7年間軍務に服した。その後、退役して黒竜江省双山砂糖製造会社に入社した。そこは何千人もの従業員がいる大手会社で、賈さんは普通の従業員からはじめ、最後には組合の代表者になった。賈さんは人間関係がかなりうまく処理でき、同僚もリーダーも賈さんのことが大好きだったという。

 しかし、天には不測の風雲が起こる。1998年の初め頃、賈さんは足に骨頭壊死が起こって歩行困難になり、激痛で生きる勇気さえなくなりそうだった。会社の医院は賈さんに一番高い薬を処方しても病状は軽減できなかった。

 不幸中の幸いなことに、1998年のある日、会社の医院で診断の順番待ちの際に、ある年上の女性から『轉法輪』の本を借り、読んでみるとなんと手から離したくないないほど夢中になった。以前、賈さんは自転車を押しながら休憩をとりながら、ゆっくり通院していたが、『轉法輪』を読んでいたその日、賈さんは休憩せずに一気に自転車を押しながら家まで歩行できた。その後、賈さんは法輪功の修煉を始め、しばらくして骨頭壊死が治った。

 賈さんは心身ともに受益し、人生観、価値観、世界観も変わった。賈さんはより良い人を目指して頑張り続けた。一生懸命仕事をし、楽観的な態度で生活を送るようになった。

 1999年4.25の中南海平和陳情のとき、賈さんは参加者の中の1人だったため、拘束された。拘束されていた間、賈さんの会社の同僚らや昔の部隊の同僚らも拘禁地を訪れ、賈さんを釈放するように警官と交渉した。同僚達は「賈さんは良い人で、拘禁されるべきではない。どうしても拘禁しなければならないなら、私達を拘束してください。我々の方が悪い人です」と警官に言った。40日後、賈さんは釈放された。

 定年退職後、賈さん一家は山東の地元に戻った。賈さんは心身ともに健康で、実際の年齢より遥かに若く見えた。賈さんは再度働き始め、ある私営企業で営業を担当し、ボスにも同僚にも顧客にも尊敬された。賈さんは周りの人々に光明と未来を指し示したため、皆は賈さんから未来と希望が見えたように感じた。

 中国共産党による法輪功への迫害の中で、多くの中国人は当局の虚言に騙された。賈さんは法輪功の真相を伝える重要性を認識した後、真相を伝える一つの手段としての法輪功のチラシを配った。2020年4月21日、法輪功の真相資料を配っていた際、当局の虚言に騙された人に通報され、連行され、未だに拘禁され続けている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/29/404513.html)
 
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