天津の十数人の学習者が武清留置場に不当に拘禁
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  【明慧日本2020年6月19日】天津市武清留置場は現在、十数人の法輪功学習者を不当に拘禁し続けており、ほとんどが女性学習者である。そのうち4人はすでに実刑判決を言い渡され、4人は裁判に直面している。他の4人は逮捕状が出されたり、期限を超えて拘禁されている。

 趙淑珍さんは20119年4月20日夜10時に連行され、2020年の初めに懲役4年の実刑判決が言い渡された。

 郭会利さんは2019年9月25日朝6時に連行された。当時、郭さんの家が突然に停電になり、状況を調べるため郭さんは防盗門を開けて出ようとしたところ、押し入って来た2人の警官に連行され、家宅捜索を受けた。今年旧正月前後、郭さんは懲役4年の実刑判決言い渡された。

 高校の教師・王海芹さんは教壇で法輪功の真相を伝えたため、中国共産党の虚言を信じている生徒に通報され、2019年1月17日に警官により連行された。2020年の元旦が過ぎた頃、王さんは懲役4年の判決を言い渡された。

 張福琴さんは2019年10月下旬、他の学習者らと共に法輪功の真相を伝えていた際、現地の派出所の警官らにより連行され、3人とも清区留置場に入れられた。2020年5月、張さんは懲役1年の実刑判決を言い渡された。

 何黛萍さん2017年8月に連行され、同年11月に留置場で転倒してしまい、大腿骨を骨折したため、翌日裁判待ちということだったが保釈の形で、一時家に帰された。2019年4月、何さんは再度連行された。同年7月、何さんは車いすに座ったままで法廷に出て、裁判を受けた。最近、何さんは懲役5年の実刑判決を言い渡された。

 牛月芹さんは2019年7月5日午後に連行され、しかもその時点で逮捕状が出された。逮捕された理由は、2016年5月に武清区横断幕事件に参与したからである。

 2016年5月12日夜、天津市北辰区、武清区の法輪功学習者の13人は法輪功の横断幕を掲げようとしたところ、この情報を電話で盗聴されたため警官らに連行された。その中の1人はその時、心臓病が起きたため解放された。6人は裁判待ちという形で、5日後に一時釈放された。残りの6人は懲役2~6年の実刑判決を言い渡された。

 高艶紅さんは2019年8月に連行され、10カ月以上拘禁され続けている。

 郭イ茜さんは2019年9月3日に連行され、家宅捜索を受け、現在留置場に拘禁され続けている。

 張春霞さんは2019年9月4日に、押し入って来た警官らに連行された。今年、年初めに、武清区裁判所は郭さんらに法廷で裁判を行なおうとしたが、その後、取り消された。

 周厚美さんは2017年12月に連行され、今日まで2年6カ月にわたって拘禁が続いている。周さんが連行された当日、天津市の全域で37人もの学習者たちが連行された。その中の8人は判決を下され、11年の重刑を宣告された人もいた。

 高守春さんは2020年2月9日に連行され、家宅捜索を受け、現在、武清留置場に拘禁され続けている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/13/637.html)
 
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