天津女子刑務所で高建玲さん 酷く殴打される
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 【明慧日本2020年5月18日】天津市武清区豆張荘郷の法輪功学習者・高建玲さんは2018年12月、武清区裁判所に懲役7年6カ月の実刑判決を言い渡され、2019年1月、天津女子刑務所に収容された。その時、高さんを監視していた受刑者に法輪功の真相を話したために、ひどく殴打された。現在、高さんは髪の毛が真っ白になり、健康状態が悪化している。

 2017年12月28日昼12時過ぎ、天津市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、武清国内安全保衛部門、豆張荘派出所の警官ら二十数人が、突然に法輪功学習者・高玉明さんの家に侵入した。警官らは玉明さんと玉明さんの家を訪れていた高建玲さんと他の法輪功学習者2人の計4人を連行した。連行された際、警官は強引に高建玲さんをパトカーに押し込み、所持していた現金1万7500元(およそ26万4000円)と2万5000元(およそ37万7000円)が入っている銀行のキャッシュカード2枚を押収した。そして、学習者4人とも武清留置場に入れられ、その後、逮捕状が出された。

 中国語の明慧ネットの報道によると、2017年12月28日、天津市公安局は各区の公安分局や派出所の大勢の警官らを出動させ、天津市の多くの法輪功学習者たちを連行した。高建玲さんを含む法輪功学習者37人を連行し、そのうち少なくとも14人に逮捕状が出され、8人が実刑判決を言い渡された。その中には懲役11年を下された学習者もいた。

 留置場で受けた迫害

 2018年1月30日、高建玲さんの弁護士は武清区留置場に行き、高さんとの面会を要求したが、両足に重い足枷をつけら、辛そうにして面会室に入って来た高さんの姿を目にした。

酷刑演示:脚镣
拷問のイメージ絵:重い足枷をつけられる

 高さんは留置場に入所するやいなや、断食をして迫害に抗議したが、断食5日目には灌食された。灌食される前に唐辛子の水を2回かけられた。二十数日に及ぶ断食で高さんは大きなダメージを受け、痩せこけていた。弁護士が高さんと面会をした後、留置場の所長に会い、高さんの足に二十数日間つけている足枷を外すように求めた。

 懲役7年6カ月の実刑判決を受け、さらに刑務所でひどく殴打される

 2018年11月15日、武清区裁判所は高さんに対して不当に開廷をし、同年12月に、高建玲さんに懲役7年6カ月の実刑判決を言い渡し、天津女子刑務所に送った。

 刑務所で高さんは警官の要求に従わず、法輪功への信仰を堅持し、周りの人に法輪功の真相を伝え続けた。

 2020年の旧正月前後、高さんは自分を監視している受刑者にも、法輪功の真相を伝えた。だが、当局による法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じている受刑者は、刑務所の警官らに通報した。そのため、高さんはひどい拷問を加えられた。猛打され、口や鼻から血が流れ、全身あざだらけになった。

 天津女子刑務所内での悪行

 中国共産党当局が法輪功への弾圧を開始してから、天津女子刑務所は拘禁している学習者に残酷な迫害を行なった。特に法輪功への信仰を放棄しない学習者に対しては、より一層、残忍な手段を使って拷問した。現在、中共ウイルスが蔓延しているにもかかわらず、天津女子刑務所は依然として、学習者に対する迫害を続けているという。

 浜海新区塘沽の法輪功学習者・黄恵香さんは天津女子刑務所に収容されてから、ひどい頭痛が起き、起き上がれないくらいに苦しんだ。刑務所側が食事に薬物を混ぜ入れた可能性があるという。

 学習者・劉香梅さんは警官の指示により受刑者から虐待され、精神異常になった。

 学習者・黄桂栄さんはトイレへ行くことを何度も禁止され、その度に、漏れた尿などを自分の服で拭くよう強要された。

 悪報の例

 受刑者・李明は自分の刑期を減刑してもらうために、積極的に学習者への迫害に参与した。李は学習者・郭宝花さん(すでに出所)を監視する際に、郭さんの服を脱がせ、革ベルトで郭さんをひどく殴打し、郭さんに「転向」することを強いた。

 その後、李は今年の新年後にも高建玲さんを酷く殴打した。

 この李は自らの悪行によって、悪報を招いた。先日、李はベッドから転落し、口と舌に傷を負ったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/2/404663.html)
 
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