【明慧日本2019年7月19日】天津市浜海新区の法輪功学習者・安春雲さんは、2019年4月12日に警官に連行され、家宅捜索を受けた。安さんは留置場に移送される前の身体検査で、血圧や血糖値のいずれも高いとの検査結果が出たため、留置場側は入所を拒否した。しかし、警察側は強行に彼女を留置場に入所させ、拘禁した。
事実を隠蔽するため、警察側は安さんと弁護士との面会を何度も阻止し、安さんを解放しようとしなかった。安さんは現在、依然として浜海新区第三留置場に拘禁されたままである。
安さんを罪に陥れたこの案件はすでに検察庁に送られた。安さんの弁護士は何度も留置場とアポイントを取り、面会を求めたが、いずれも大港区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に阻止された。
2019年6月24日、弁護士は方法を変え、アポイントを取らずに直接留置場へ行って面会を求めた。もし面会が拒否されたなら、その時点で公安局に理由を聞くことにした。その結果、とても順調に安さんと面会することができた。
安さんは「自分が警察側の不当な要求を拒否したため、4回も尋問されたが、すべて供述しなかった」と言い、そして、「連行された時、警官らは私物の本を90冊も押収したが、家族にも確認させず、受け取り書もくれなかった」、さらに「留置場に移送する前の身体検査で、自分が高血圧、高血糖値の結果が出て、留置場に入所拒否されたにもかかわらず、警察側は解放せず、強行に留置場に入れた」とも言った。現在、安さんの上の血圧は170~190 mmHgで、血糖値は240mg/dLであると言う。
弁護士は家族に保釈申請書を提出するようにと提案した。家族は古林派出所と公安局予審科に何度も保釈申請書を提出したが、彼らは「この案件はすでに検察庁に送られ、もうすでに、ここの管轄ではない」と言った。
そこで、家族はまた検察庁に出向いて保釈申請書を届けたが、担当者は出て来なかった。ただ、劉という人がこの案件を受け取ったとしか言わず、詳しいことは聞いても何も教えてくれなかった。
現在、安さんの健康状態が非常に心配される。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)