12年間拘禁された郭成茹さん 再び懲役5年を宣告
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 【明慧日本2018年10月17日】天津市の法輪功学習者・郭成茹さんは2017年8月、裁判所により再び懲役5年と5000元の罰金を科されたことを、2018年7月に家族は初めて知った。

'郭成茹'
郭成茹さん

 郭さんはこれで7回も連行されたことになる。1999年9月30日~2013年12月8日までの期間中、すなわち、郭さんが35歳~49歳までの間に計2回の労働教養を強いられ、2回の不当判決を下されて、何度も拘禁された。つまり、郭さんは合計12年の間、人身の自由を失った。その間、郭さんは灌食されたり、吊り上げられたり、神経系を破壊させる薬物を注射されるなどの迫害を受けた。そのため長い間、郭さんはもの忘れが激しくなり、失語症、認知症、表現能力の低下などの症状が現れ、それがもとで精神疾患にかかった。

 大法を修煉してより良い人を目指し迫害される

 現在、54歳の郭さんは1998年に法輪功を学び始めた。それ以来、真・善・忍の教えに従って自己を厳しく律し、健康な体を得ただけでなく、かんしゃく持ちの性格も治り、よい心でよい行いをして夫を感動させ、崩壊しそうな家庭を救った。夫は郭さんの修煉を支持し、法輪大法を常に称賛した。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功への迫害を発動した。当局に法輪功の真相を伝えた郭さんは、それ以来、迫害を受け続けた。2000年、郭さんは上海青浦労働教養所に拘禁されていた期間中に、神経系を破壊させる薬物を注射され、36歳だった郭さんはもの忘れがひどくなり、長い間、失語症にかかり、認知症、表現能力低下などの症状が現れてきた。

 2003年、郭さんは天津板橋女子労働教養所に拘禁されていた期間中に、夫との離婚を強要され、息子や不動産などを夫に裁定され、給料を全額停止された。

 12年間にわたり拘禁された郭さんは、暴力的に灌食されたり、吊り上げられたり、唐辛子の汁をかけられたり、睡眠を剥奪されたり、トイレに行くことを禁止たりした。ひいては生理期間中にもトイレに行くことを禁止され、毎日十数時間労働を強要され、洗脳教育を受けて、思想報告書を書くように強要された。そこで郭さんはあまりに痛めつけられて精神疾患にかかり、体重が31キロまで減った。2013年に解放された郭さんは、その後3年6カ月の間、精神状態も完全には回復せず、家をちょっと離れるともう帰宅することができなかった。

 精神状態が完全に回復していない郭さんは2017年8月、法輪功学習者が受けている迫害の真相資料を配布しただけで、再び不当に連行された。法曹界の裁判官らは政治的な圧力を受けて、法律を無視し、精神疾患にかかっている郭さんに、再び懲役5年の不当な実刑判決を宣告した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/6/375426.html)
 
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