遼寧省本渓市の学習者達が1年間不当に拘禁
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 【明慧日本2020年5月29日】遼寧省、本渓市の法輪功学習者・楊麗威さん、胡林さん、鄧玉林さん、張鵬柱さん、張莉敏さんの5人は2019年5月23日、桓仁県と桓仁普楽堡派出所の警官らに身柄を拘束された。5人の罪を陥れるための資料も裁判所に送られた。胡さんは懲役2年の不当な判決を宣告され、瀋陽康家山刑務所で拘禁され、残忍に迫害されて他界した。張莉敏さんは本渓市留置場で拘禁され、鄧さん、張鵬柱さんは桓仁県の留置場で拘禁され、すでに1年が経った。

 2019年5月23日、楊麗威さん、胡林さん、鄧玉林さん、張鵬柱さん、張莉敏さんの5人は、地元の人々に法輪功が迫害されている真相を伝えるために、県内で法輪功の真相資料を配布した。その結果、本渓市の国内安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)、桓仁県国内安全保衛大隊、普楽堡派出所の警官ら20人以上によって身柄を拘束され、1日中取り調べられた。

 5月24日、5人の家財は押収された。警官は楊さん宅で法律に守られた私物をたくさん押収したが、家族に押収した物品のリストを出さなかった。

 胡林さん、鄧玉林さんは同日、桓仁県の留置場に拘禁された。翌日、胡さんは瀋陽、法庫県の留置場に移送された。張鵬柱さんは桓仁県の拘置所に拘禁された。楊麗威さん、張莉敏さんは本渓市の留置場に拘禁された。家族が雇った弁護士は本渓市の留置場の楊さんとわずか10分間だけ面会ができたが、本渓市の国内安全保衛大隊の命令で面会禁止の理由で追い出された。

 同年6月28日、5人への逮捕状が発付された。5人を罪に陥れる資料が検察庁に送られたが、10日も経たない8月13日に、桓仁県検察庁起訴課は県裁判所に起訴した。陳暁雲は裁判官を担当した。

 胡さんは瀋陽市の法庫県に「インターネットで指名手配中である」と決めつけられ、県留置場に移送された。懲役2年の不当な判決を宣告された。胡さんは連行されてから断食して迫害に抗議し、重体に陥った時も、無理やり瀋陽康家山刑務所に送られた。2020年2月16日、当刑務所で残酷に迫害されて死亡した。

 楊さんは留置場で酷く迫害された結果、数カ所の臓器が衰弱して、一時出所した。 

 留置場は疫病を理由に、すでに4カ月の間、弁護士は鄧玉林さん、張鵬柱さん、張莉敏さんと面会出来ていない。現在3人の状況は分かっていない。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/24/406760.html)
 
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