瀋陽市の王秋萍さんを精神病院に1カ月半拘禁
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 【明慧日本2020年4月28日】遼寧省瀋陽市鉄西区の法輪功学習者・王秋萍さん(60歳前後)は、2020年2月27日、和平区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に監視され、追跡されて身柄を拘束され、精神病院に1カ月半拘禁された。情報筋によると、和平区国内安全保衛部門、馬路湾派出所の警官らは王さんをほかの留置場に移送することを企てている。

 王さんは、法輪功を学んでから心身ともに受益した。1999年7.20以降、中国共産党による法輪功への弾圧が始まったが、王さんは法輪功を学び続け、人々に法輪功の無実を伝えた。その結果、馬三家労働教養所に1年以上拘禁されて、酷く迫害されたことがある。

 2月22日、王さんは和平区和平大街の近くで、法輪功の資料を人々に配布していた。2人の女性に配った時に、近くにいた武装警官らに見つかり、110番通報された。警官らは王さんを馬路湾派出所まで連行した。

 王さんが携帯していた1000元(およそ1万5000円)あまりの現金と腕時計、自転車と通行証を押収された。和平区国内安全保衛部門の警官2人が取り調べたが、王さんは協力せず、名前も言わず、サインもせず、夜中にここを脱出した。

 しかし、和平区国内安全保衛部門、馬路湾派出所の警官らは写真から王さんの名前、住所を探し出した。警官ら3人は王さん宅に侵入し、法輪功の関連書籍の全てとプリンタ などの私物を押収した。

 2月27日、和平区国内安全保衛部門の警官、馬路湾派出所の警官らは監視し、追跡して再び王さんを連行し、精神病院に送り込んだ。

 4月13日、情報筋によると、和平区国内安全保衛部門、馬路湾派出所の警官らは王さんを和平区第一問診で健康検査を受けさせた後、留置場に送った。

 2011年3月26日、王さんはある女性に法輪功のDVDを配布した時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている男性に通報され、雲峰派出所まで連行された。1カ月間拘禁された後、あの悪名高い馬三家労働教養所に送られた。
 
 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/14/403831.html)
 
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