遼寧盤錦市のゾウ立明さん 拘禁されたまま死亡
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 明慧日本2020年3月17日】遼寧省盤錦市興隆台区の法輪功学習者・ゾウ立明さんは、2019年9月に錦州南山刑務所に収監され、同年11月に大連刑務所に移送され、今年3月8日に拘禁されたまま死亡した。享年66歳だった。

 ゾウさんは市民に法輪功についての真相を説明していた際、警官らに尾行され、2015年に連行され、懲役2年6カ月の実刑判決を下された。身体検査で不合格のために刑務所に収監されず、家で過ごすことになったが、それから何度も裁判所の人員により病院に連れて行かれ、身体検査を受けた。何度も検査を受けたが不合格だった。

 2017年、現地の派出所の警官やゾウさんの元勤務していた会社の関係者が、中国共産党第19回全国代表大会が開催されるという口実で、何回かゾウさんに何か罪を被せようと企んだが、ゾウさんが見つからなかった。そこで、ゾウさんの娘の自宅や娘の夫の勤務先に行き、脅かしたり嫌がらせをした。

 2019年9月、ゾウさんは連行され、錦州南山刑務所に拘禁され、その間、家族との面会を禁止された。同年11月に大連刑務所に移送された。

 2020年2月7日、家族は大連刑務所から「ゾウは意識不明になり病院に搬送されたが、状況は危篤だ」との電話連絡を受けた。その後、3月8日に、ゾウさんは冤罪の晴れないままで死亡した。 

 明慧ネットの統計によると、2020年1月20日~2月16日の26日間に、少なくとも6人の法輪功学習者が残酷な迫害を受けて、死亡したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/14/402419.html)
 
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