錦州市の聶晶さん 二審判決が不当に認められる
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 【明慧日本2020年4月18日】(遼寧省=明慧記者)2019年末ごろ、遼寧省錦州市の聶晶さんが不当に懲役2年6カ月の実刑判決と、さらに、罰金2万元(およそ30万4000円)を科された。その後、第一審の判決に対する不服の申し立てをして控訴したが、最近になって2020年3月25日に、二審の裁判は開廷されず、一審の判決がそのまま二審でも認められた。

 2019年9月24日午後、聶晶さんが職場から帰宅する途中に、私服警官らに陥れられた。その後、錦州市太和派出所と、太和公安分局国内保安部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行されて、家宅捜索を受けた。そして、検察庁と裁判所にまたもや陥れられた。

 2019年12月13日、聶晶さんは錦州市太和区裁判所に不当に開廷された。弁護士と家族が法廷上で事実に基づいて無罪を主張したが、2019年12月29日、裁判所側に事実と法律が無視され不当に2年6カ月の実刑判決と、さらに、罰金2万元を科された。

 聶晶さんの母親は家族の弁護人として、すぐに太和区裁判所に控訴したが、後で、その控訴書類は2020年3月7日に、錦州市地方裁判所に転送されたことが分かった。

 2020年3月21日、聶晶さんの母親は二審の裁判官から電話をもらって、「公安は立案をしてから、人を逮捕する」等の違法なことを伝え、裁判官に公正な裁判を行なってほしいと嘆願した。たがしかし、4日後の3月25日に、二審の裁判は開廷されず、弁護人からの弁護意見も聞かないまま、一審の判決がそのまま認められた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/9/403567.html)
 
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